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第379話 ページ20

Plea「だってだって!!!」

PleaがAの服の袖を掴んで揺らしながら、話す。

「その前に、小麦粉は危ない。…粉塵爆発って知ってるか?」

Alon「はぁ?! アンタ、小麦粉使ったワケ?!」

その話を聞き、他のニンゲンとの会話を切り上げ、A達の方へ来るAlon。

Plea「手頃で、体に被害なさそうだな〜って…」

Alon「バッッッカじゃない?! 目の前で粉塵爆発、起こしてあげる!! Aもそこで見てて!」

「危ないから良い…」

どこかへと駆けていくAlonの背に向けて手を伸ばす。

Plea「アロン。防護服を持ってるらしいです!」

「そういう問題じゃなくてだな」

Plea「言っても…もう止まらないです…」

「分かった。プレア、手頃な布と水を用意できりするか? 布はできるだけ大きめがいいな」

少し考えたPleaは、ある方向を指差しAを誘導した。

布を数枚、水の入ったバケツを2つ用意し小麦粉を持ってきたAlonの準備を手伝おうとしたところ。

Alon「駄目!」

と、Aの前に立ち塞がり、両手を広げるAlonは防護服を既に着用していた。

Alon「仮にでもお客様! 見世物として楽しみなさい!」

Aの事を180°方向転換させ、椅子を用意しているPleaの元へ。

Plea「Aさん、こっちの椅子をどうぞです!」

促され座り、Pleaと話すことに。

Plea「あの、なんで…動かなかったんですか?」

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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年7月20日 17時

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