第277話 ページ8
UT/Asgore「虹色に彩られていてとても美しく…」
スーツのニンゲンは胸に手を当て、肩を落とし安心をする。
HUMAN「ああ…安心致しました。アズゴア氏は花がお好きだと聞いていたので、私のお気に入りの場所であるこの喫茶店を選ばせていただきました。親善大使…フリスク氏は?」
UT/Asgore「あの子は別にロイヤルガードの別件で動いていてね…」
HUMAN「そうでございましたか。お忙しい中、足を運んで頂き有難く思います」
互いに喫茶店の中へと行くと、テラスに行くと席に座り静まった。
スーツのニンゲンは、レジにいる老人の男へと話しかけ、UT/Asgoreが向かったテラス席へと。
HUMAN「正直な所、フリスク氏はまだ幼い。だからこそ、議員などはモンスターの事を疎ましく思っています…」
スーツのニンゲンは、UT/Asgoreへと告げる。
UT/Asgore「それは、あの子も気付いているよ」
HUMAN「著名活動にて、約3000人は集まっています。フリスク氏にもお伝え下さい」
暫くスーツのニンゲンとUT/Asgoreは、互いの動きを運ばれた紅茶とケーキを食べながら話す。
数時間に渡り、話し終わる頃には午後3時半。
HUMAN「時間を忘れてしまいましたね。話の内容さえ穏やかであれば嬉しいですが…」
UT/Asgore「君がそういうのは珍しい…」
UT/Asgoreがそう言うと、スーツのニンゲンは俯く。
HUMAN「…私の兄が、モンスターを信じてやまなかったのです…それを度の度に思い出してしまい、悲観に走ってしまった事を許してください」
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年3月10日 11時