第276話 ページ7
開口一番にSwap/NIGHTMAREはDREAMへと、問い掛ける。
DREAM「A自身には害がないみたいなんだ。多分…契約もあるから、何かはあると思うけど…」
「ドリーム、何処に行ってたんだ?」
DREAM「…えっと、…これを渡したかったんだ」
と、DREAMが取り出したのは長方形の薄黄色の箱。
受け取りながら首を傾げていると、DREAMに「開けてみて」と言われ、開ける。
黄色の花のペンダントが入っていた。
「ペンダントか…?」
DREAM「うん。Aに似合うと思って、手に取ったんだ…どう、かな…?」
「ああ…凄く嬉しい…」
DREAM「気に入ってくれて嬉しい! つけてあげる、そのままでいて」
Swap/DREAMとSwap/NIGHTMAREは、Aにペンダントをつけている光景を目の当たりにして横目に目を合わせた。
Swap/NIGHTMARE(…ドリームさんの力を微かにペンダントから感じる…彼女の為に…?)
Swap/DREAM(余程、この雑魚を気に入ってる様子だ)
Swap/NIGHTMARE(兄貴、その呼び方は改めた方が良いと思う)
・・・
喫茶店に行くまでの道は綺麗に整備され、色鮮やかな花畑が見渡す限り、視界に広がる。
HUMAN「…アズゴア氏。ようこそ、お越しをくださいました」
その中に立つ木造の喫茶店、目前に立つのは樺色の髪を持つスーツの姿で男のニンゲン。
UT/Asgore「こちらこそ」
HUMAN「ここへの道はご覧になりましたでしょうか? 花畑が綺麗でしたでしょう?」
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年3月10日 11時