検索窓
今日:13 hit、昨日:5 hit、合計:7,056 hit

第306話 ページ37

更衣室にて、防弾チョッキへと着替え終わったAはその服を更衣室に備え付けてある姿見でマジマジと見つめる。

「防弾チョッキも銃もかなり外面は本格的な物になってるな」

腰に備え付けてある拳銃を取ると、人差し指でトリガーを引っ掛けてクルクルと回す。

Alon「あら、知ってるの? 触った事がある?」

Alonと呼ばれた高校生位の少女がひょこっとAの傍らから顔を出し、問い掛けた。

先程とは違い、防弾チョッキにその身を包んでゴーグルを互いに目にかける前である。

「まあ、そんなとこ、だな…」

Alon「歯切れが悪い。なんだか、怪しい…」

余りにも鋭い疑いの瞳を向けられたAは、咄嗟に襟元に手をやり後ずさった。

「え、そんな怪しいか?」

Alon「まっ、いっか。あ、私、アロン。対戦よろしく」

そう言うと、手を差し出してきた。

「ああ、よろしくな」

ロッカーから取り出した銃を手に持っているAlonの手を見る。

(…マシンピストルのスチェッキン…ストックの装着もしての、か…厄介かもな…)

差し出された手に手を重ね、握手を交わす。

Alon「じゃ、お先!」

Alonは手を振り更衣室から去る。

Aもその後を追うように歩を進めた。

すると、受け付けの前にUT/Friskが可愛らしい小さな防弾チョッキを着て待っていた様で、Aが出てきた事に気付き駆けていく。

「凄いな。フリスクに入るサイズもあるのか」

UT/Frisk「僕そんなに小さくないよ」

「あははっ、そうだな」

2人で話し込んでいると、ふとDREAM達が遅い事に気付いた途端の事。

「…遅いと思ったらそういう事か」

第307話→←第305話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
48人がお気に入り
設定タグ:Undertale , AU , アンダーテール
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユーキ | 作成日時:2023年3月10日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。