第282話 ページ13
Rotunda「ヨリナオってば、やっーぱり、優しいのね! 私にも何か協力させて!!」
Yorinao「う、うん…!」
Yorinaoは、3Dプリンターからまだ取り外していなかったカバー部品を取り外すとRotundaへと渡す。
Yorinao「飛び出てる余計な物を取っててほしいんだ」
Rotunda「アタシにドンと任せて!」
Yorinao「僕、こっちでやりたい事があるから」
と、Yorinaoはカバー部品をつけていない回路などが露出した機械を幾つか目の前へと置く。
Rotunda「ヨリナオ、ほんとーに色々作れるのよね?!」
Yorinao「作れそうだなって思ったから作ってるだけだよ」
HUMAN『それを凄いって言うんだけど、ロウ』
突然、通話を繋いできたエムに驚きながらYorinaoは笑う。
・・・
CROSS「突然だな。思う事、しかないだろうな…」
UnderSwapのライブでの事を思い出す3人。
CROSSとX/Charaに関しては、UnderSwapにて買い物をしている最中に事態に気付き、駆けつけたので緊急事態という事しか当初は把握できていなかった。
X/Chara『まあ、時代は繰り返すって事かな。僕らの所でもあった事だし』
CROSS「あれはお前が引き越した事だ」
X/CharaがCROSSに突っかかる中、Aはその場に留まり、口元に手を置く。
「…何かが支えるんだよな…」
CROSS「あの後、キラーの一件もある。何があった?」
「キラー? 変な世界に行った時の事か?」
CROSSはそのAの問いに頷いた。
「…クロスとエックスキャラに話すか。俺の‘女の子’について、少し接触があったんだ」
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年3月10日 11時