ナミと最強の母 ページ30
{百合華side}
あの島を出たのはいいのだけど···
ルフィがナミって女の子も仲間···になったって言ってたけど···
何か思い悩んでないかしら?
百合華「ねぇ、ナミ」
ナミ「何?」
百合華「急にこんなの事を聞くのは野暮かと思ったのだけど···
貴女···何か思い悩んでない?」
ナミ「···!!
な、何を···急に···!」
百合華「ゴメンなさいね
貴女を見てるとそう感じてしまったの
何か困ってるのなら話をして欲しいわ
仲間であるのと同時に私にとってルフィ達も貴女もまだ子供だから大人を頼って欲しいわ」
ナミ「···何も、知らないくせに···何が頼ってよ!」
そういう彼女の目には悔しさと···辛さを募らせた目をしていたわ
百合華「···ナミ」
ナミ「······アンタは···あの子達の母親なんでしょ?」
百合華「そうよ···」
ナミ「家族揃って海賊になって良いわけ?」
百合華「···海賊にだって色々居てもいいと思うわよ
人に迷惑をかけちゃう人達も居るわね
でも、ルフィはそんな感じじゃないの
自分も楽しく皆も楽しくって雰囲気がして私達もありのままの自分でいいと思うの
ナミは海賊は嫌いなのにルフィに着いてきたのよね?
お宝目当てだけじゃ···ないんじゃないかしら?」
ナミ「······私は···」
私はそっとナミに近寄り抱き締めた
ナミ「···!!」
百合華「貴女を見てると無理してるって感じたのよ
海賊が嫌いでも···私達を頼って欲しいわ」
ナミ「···(何よ···何も知らない癖に···なのになんで···こんなに···嬉しく感じるのよ···!!コイツは海賊なのに···!!)」
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