夢猫丸がぼっちで行くクトゥルフ神話TRPG (ページ7)

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シナリオ【人魚の願い】《5》ページ7

夢猫丸は孝平の車に乗り瑠奈の迎えの為に繁華街に到着しました

瑠奈は予定の時刻より30分遅れて姿を見せた

夢猫丸「おい、時間より30分も遅いんだが？」

瑠奈「ふ〜ん、何でアンタが居んの？」

夢猫丸「付き添いだ
つーか、謝りもしないのか？」

瑠奈「何で瑠奈が謝らなきゃいけないの？
瑠奈、悪くないもん」

夢猫丸「···おい、置いて帰らない？」

孝平「まぁまぁ！
ほら、瑠奈ちゃんも疲れたよね？
早く乗って乗って」

孝平はヘラヘラとしていて助手席に座っている夢猫丸の方のドアを開けて瑠奈が···

瑠奈「そこ、退いてくんない？
瑠奈、ここがいいんだけど〜！」

夢猫丸「はぁ？
後ろが空いてるだろ!?
何でわざわざ退かねぇといけねぇんだよ!!」

孝平「ちょ！
夢猫丸〜頼むから後ろに乗ってくれよ」

夢猫丸「たくっ···わーったよ！」

夢猫丸は渋々と後ろに乗り込み席を譲った

そして、車を走らせると瑠奈がまたワガママを言い始めた

瑠奈「お腹減った〜！
瑠奈、何か食べた〜い！」

孝平に頼み込むと孝平は居酒屋にでも行こうと言い皆で食べに行く事になった

居酒屋《鑑三(かんぞう)》に到着すると瑠奈は片っ端らからたくさん注文をし始める

夢猫丸「そんなに頼んで食いきれるのか？」

瑠奈「煩いな〜瑠奈の勝手でしょ？」

暫くすると注文した料理が次々と運ばれてきた
そして、運ばれてきた料理を一口づつ食べると「もういらな〜い」と瑠奈は言い残します

夢猫丸「おい！
ちゃんと食えよ!!
こんなに頼みやがって···」

孝平「おいおい、俺らが食えばいいだろ？」

夢猫丸「···たくっ···！」