夢猫丸がぼっちで行くクトゥルフ神話TRPG (ページ41)

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シナリオ【月の媒介者】《11》ページ41

一通目は礎美月と言う女性の手紙のようだ

【礎美月】

あなたに手紙を書くのは初めてかもしれません
短い間でしたが、あなたと暮らした数年間の夫婦生活はとても幸せでした
お腹の中にいるこの子が産まれたら、私の分まで愛して守ってあげてください
わたしたちの能力はどんどん薄れていってるのではないか、と私の父が言っていました
娘をわたしの父とあなたと2人で守っていってくれる、そう思うと安心して天寿を全うできます
どうか、わたしが死んでも家族3人仲良く暮らしていってくださいね
愛をこめて礎美月

夢猫丸は続けて二通目の手紙を見た

【礎茂】

彼女を解放する方法を見つけた
知っての通りわたしは追われる身だ
この手紙をなんとか足がつかないように送れた手紙だ
どうにか説得して、巴月を連れてきてほしい

夢猫丸「礎茂···
巴月の祖父か···
裏にも何か書いてある」

手紙の裏には住所が記されていた

すると「ご飯出来たよ〜」と巴月が呼びに来ていた

夢猫丸「あぁ···」