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シナリオ【首切り様】《2》 ページ19

「···お願いします···」

そう言いながら母親は涙を流しながら頭を下げた

夢猫丸「それと娘さんの部屋を見させてもらってもよろしいでしょうか?」

「娘のですか···?」

夢猫丸「事件の真相を見つけるヒントがあるかもしれないんです
お願い出来ないでしょうか?」

【説得(85)】→07《成功》

母親は承諾して部屋へと案内してくれた

部屋の中は女の子らしい可愛い部屋だ

【目星(85)】→75《成功》

夢猫丸は机に彼女の日記らしいものを見つけ読み始めた

《5月12日》
今日、省吾さんと慶野山に行った
近場に夜景スポットがあるから、何度行ってても私達の定番のデートコース
でも、今日は違った

いつも通り夜景を見て、いつも通りに山を下っていた
私は窓から外の景色を眺めていた
すると、車は走ってるはずなのに急に周りの景色がゆっくりになったような感じがして
いきなり、窓の外、目の前に赤いコートを着た女性が立っていた
その女性は頭を左右にブンブンと振り回していて、それでいてニヤニヤとした顔がこちらを見つめていた
車の中に居る私をハッキリと見つめていて、目が合った

私が驚いて声を上げた時には、車は普通のスピードで走っていた
省吾さんは私の声に驚いていた
省吾さんに車を止めてもらって後ろの方を見てももう居なかった
省吾さんに説明しても「見ていない」「勘違いだろう」と言ってのりあってくれなかった
確かにいたのに
あれはもしかしたら···

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設定タグ:TRPG , クトゥルフ神話   
作品ジャンル:ホラー
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作者名:夢猫丸 2代目 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月14日 11時

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