【山神の嫁入り】導入《2》 ページ10
夢猫丸「んじゃ、次は銀時のシーンと言うけど···」
佐疫「あ、そうだ
僕も彼の事務所に居るってことにして貰えないかな?」
夢猫丸「え?
構わな···いけど···」
佐疫「んじゃ、それでお願い」ニコッ
夢猫丸「ん〜···まぁいいかな?」
では···
シーンは都会のとあるマンションの一室
万之探偵事務所で銀時はまた大家さんに怒られていた
大家「こらぁーーーーー!!
この、能無し天然パーマ!
今日こそ溜まってる家賃を耳揃えてキッチリ返してもらうからね!?」
銀時「ゲームの世界でも俺は家賃を溜めてるのか···」
万之「ま、待てよ···!
もう少しだけ待ってくれって!
あと少しで家賃払うから!!」
このやり取りに慣れている響乃佐疫は落ち着きながら紅茶を飲んでいた
そして、大家も何とか帰ってはくれたものの
二週間以内に金を返さないとヤバいという事だけは顔を見れば分かる事になった
響乃「また怒られたんですか?」
万之「いや、だって···
俺だって返したいもんよ?
でも···依頼が少ないのぉーーーーーーー!!」
等と話をしているとインターフォンがなる
ピンポーン
万之「!?
依頼人か!?」
ご明察
依頼人だ
30後半の男性がやって来た
「あの···
万之探偵事務所はここで宜しいでしょうか?」
万之「ハイハイ、そうですよ〜」
佐疫「あ、僕
お茶を出してもいいかな?」
夢猫丸「あ、そういうのもOKよ♪」
依頼人は何やらソワソワしているようだ
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