夢猫丸がぼっちで行くクトゥルフ神話TRPG《2》

シナリオ【神赦病棟】《6》 ページ2

夢猫丸「···さてと···
答えてくれるか？
何があったんだ？」

幸子「この村の人や病院の人は私の赤ちゃんを殺そうとする
赤ちゃんは『やめてやめて』って言ってるのに
それにこの病院の患者は先生の事を『神様』なんて崇めたりしておかしい
患者がなんだが変な薬を飲んでるのも見た
私もその薬を飲まされてるんじゃないかと思って怖くなって暴れて逃げようとしたの」

夢猫丸「···薬の何がおかしいって言うんだ？」

幸子「初めはね
普通の白い粉薬に見えたの
袋の模様や文字は何も書かれてなかった
でも、ずっと見てるうちになんだがその薬が禍々しい色に変わっていって···
それでもよく見ようとするんだけど焦点が合わなくなるの
目がおかしくなってしまうんじゃないかと思った
お願いここから私を逃がして！」

【目星(85)】→31《成功》

夢猫丸は部屋を見渡すとベッドの隙間から沢山の薬を見つける

夢猫丸「これは···」

【薬学(71)】→35《成功》

この薬が統合失調症の薬だと言うのが分かる

夢猫丸「···！(なんでこんなに沢山···!?)」

【心理学(80)】→？？

夢猫丸は幸子をもう一度見ると先程の会話が嘘ではないと分かる

夢猫丸「幸子、大丈夫だ
俺が何とかするからもう少しだけ待っててくれ
必ず助ける約束する
だから···もう少しだけ辛抱してくれ」

幸子の手を優しく掴み夢猫丸は幸子と指切りをした

シナリオ【神赦病棟】《7》→←シナリオ【神赦病棟】《5》

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す