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紫耀side
俺のことを気にして
先輩から告られたことを
言わないようにしても
声に出ちゃってるとことか、
言ったら言ったで、
全く嫉妬しない俺に
ちょっと不満そうなとことか
かわいいけど素直すぎて笑える。
「なんで分かるの」
『何年の付き合いやねん笑』
「いつも余裕だよね紫耀は。」
『うん。だって誰にも取らせないから。
結婚してるし。キラーン♪』
調子に乗って左手をAの前に出して
指輪を見せびらかすとパンっと叩かれた。
「私は毎日嫉妬してんのに。」
『それはしゃあない。』
「…困らせてごめん。」
『ううん。逆に言ってくれなきゃ分かんないし。
俺だって全く嫉妬してないわけじゃないからね？』
大学とか行ったことないし
もはや高校の青春ですら分からんけど
きっと、いや絶対Aはモテる。
「ほんと？よかった…」
『もうさっさと卒業してくれ。
変な男にでも目つけられたら危ない。』
「大丈夫だって。私の周りいい人ばっかだし。」
『騙されやすいから気をつけろって
言ってんの。』
「はーい」
『とにかく、何かあったら
すぐ俺に電話してな。』
「分かった。大学は紫耀が思ってるほど
危ないとこじゃないけどね笑」
.
つい最近の廉との会話を思い出す。
《俺の彼女サークルの仲良し男女で
キャンプとか行きやがったまじありえない。》
『ええやん楽しそうで。』
《あいつが他の男とグランピングとか
くそ腹立つんだけど。》
『俺はそんなに嫉妬しないけどね。』
《紫耀は嫉妬というより、
過保護だよな昔っから思ってたけど。》
.
『なあ俺って過保護？』
「過保護。」
『廉にも言われた。』
「でもそれだけ愛されてるのは嬉しいからいい。」
『じゃあこれからも過保護極めるわ笑』
「う、うん笑」
Aが楽しいなら何でもいい。
そのためなら過保護でもなんでもやったるし。
『ご飯粒ついてる。』
俺が取って食べると恥ずかしそうに笑ってる。
「美味しかったです。」
そんなAの笑顔をずっと守っていきたい。
.
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愛心(プロフ) - queenさん» すみません！ご指摘ありがとうございました。 (2017年8月11日 1時) (
レス) id: d4bd16604a (このIDを非表示/違反報告)
queen - オリフラ外し忘れてますよー>< (2017年8月11日 0時) (レス) id: ea236aed3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛心 | 作成日時：2017年8月10日 22時
