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紫耀side
頑張って言ったつもりが
言い方がおかしかったせいで
いまいちカッコがつかない。
廉の見送りから帰ってきたAが
座ってる俺の目の前にしゃがんだ。
…目合わせられない。
廉と同じように笑ったAにとって
まだ子どもをつくることは重荷だったのかな。
「紫耀」
『なに』
「私も赤ちゃん欲しい」
そう思ってたから、びっくりした。
『…ほんまに？』
顔を上げると、Aは優しそうな笑顔をしていた。
「本当に。私の来年の目標はママになること。」
『A…』
いてもたってもいられず、抱きしめると
Aが鼻をすすってる音が聞こえる。
『…泣いてる？』
「泣いてないっ」
『泣いてるやん笑』
「…嬉しいの！
ちゃんと考えてくれてるって知らなかったから。」
『俺結婚会見で言ったし。
Aが大学卒業したらって。』
「でもあの時とは状況が変わってる。
紫耀はデビューしたし、忙しくなった。」
『…それでも俺は、やっぱり父親になりたい。』
「じゃあ一緒に叶えよう？」
『うん。ありがとう。』
それからして半年後、Aのお腹の中に、
かけがえのない小さな命が宿った。
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愛心(プロフ) - queenさん» すみません！ご指摘ありがとうございました。 (2017年8月11日 1時) (
レス) id: d4bd16604a (このIDを非表示/違反報告)
queen - オリフラ外し忘れてますよー>< (2017年8月11日 0時) (レス) id: ea236aed3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛心 | 作成日時：2017年8月10日 22時
