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2人でしっかり二度寝をして、起きたら11時になっていた。
もう朝ごはんじゃなくてお昼ご飯になっちゃうね、なんて笑いながらおはようのキスをする。
七海が髭をそっているのを見ながら、隣で昨日コンビニに寄って買った歯ブラシで歯を磨く。
お風呂場も、洗面台も女の影は無し。
『七海って呪術師やめてからどれくらいの人と付き合った?』
何気なしに聞いてみると鏡越しでも伝わる不愉快そうな顔。
「……言う必要ありますか?」
『そりゃね、気になるもん。』
口を濯いで濡れてしまったそれをタオルでポンポンと拭いていると、七海が電動シェーバーを止めた。
「いません。」
『……へ??』
「だから、Aだけだと言っている」
そう言うとまたブーンっと音をたてながら髭を剃る七海。
私はと言うと嬉しいやら申し訳ないやらで顔を赤くしたり青くしたりしていた。
え?七海だよ??色気の塊の七海が私以外と付き合ってないなんてありえない、絶対おかしい。
だって私でさえ七海と別れた後、3人付き合っていた。
4年前からずっと好きと言いながら他の男と付き合っていた私はなんだか不誠実な女みたいだ。
もちろん、付き合っていた人にはちゃんと恋愛感情はあったし、尊敬の意を持っていた。
だけど、やっぱり心のどこかでまだ七海が好きだと思って別れてしまっていた。
思い返すと自分は最低なことをしていたのでは?と少し凹んでいると髭を剃り終えた七海が私の両頬を右手で掴んだ。
『なにひゅるのよ』
「私は、どんな貴女でも好きなので心配は無用です。」
そういうと、チュっと可愛いリップ音を立てて私に触れるだけのキスをした。
『……七海って実は私にベタ惚れ?』
照れ隠しに冗談めいてそんなことを言えば七海はふっと鼻で笑う。
「4年間貴女を想い続けるくらいにはベタ惚れです。」
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森 - ああもうなんなん!?好きすぎるんやけどホンマに‼(逆ギレ) (2022年2月1日 23時) (レス) @page12 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
emma(プロフ) - Ronnyさん» Ronnyさま、コメントありがとうございます。とっても嬉しいですありがとうございます(TT)またちょくちょく書いていきたいと思いますので、その時に覗いていただけたら嬉しいです! (2021年3月5日 19時) (レス) id: 83ec74c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
Ronny(プロフ) - あぁああああ好きです好きです!!!お気に入り登録しました!更新頑張って下さい! (2021年3月5日 19時) (レス) id: d499d51969 (このIDを非表示/違反報告)
emma(プロフ) - 東雲さん» 東雲さま、はじめまして。コメントありがとうございます。とっても嬉しいです、励みになります(TT)ご期待に添えるよう、頑張ります!! (2021年3月5日 18時) (レス) id: 83ec74c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - はじめまして!最高です、とても面白いです。続きを楽しみにしてますね! (2021年3月5日 18時) (レス) id: ea3b01b8d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:emma | 作成日時:2021年3月4日 23時