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90話 ページ45
巨人を発見してからだいぶ時間が経った
その後、1番巨人が多いであろう南に向かったが巨人は1匹しか居なかった
あ「しかしどうやってここまで来たんだ？」
そう、唯一見つけた巨人はどう考えても自力で立てる体じゃなかった
ミ「わからん…とりあえず松明を持って壁沿いに馬を走らせよう」
あ「だな！ナナバたちと合流するしか無さそうだ！」
しかし何か妙だ、もし壁が破壊されたのなら音がしたはず…なのに誰もその音を聞いていないのだ
あ(出来れば夜になる前にリヴァイ達と合流したいのだがな)
もし仮に壁が破壊されたのではなく何者かの手によるものだとしたらかなりの注意が必要だ
あ(俺の予想が外れるといいが…)
この時、カナタの脳裏にはとある仮説が建てられていた
巨人の発生の仕方が今まで不明だったがもし人の手によるものだとすると
あ(俺たちの相手にしていたものがもしかすると…)
ミ「おい！そろそろ向かうぞ！」
あ「あぁ、わかった」
ミケに声をかけられカナタは考えるのをやめた
あ(帰ってから考えるか)
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作者名：総長 | 作成日時：2020年11月5日 23時
