王都襲撃編ー6 ページ38
「ノエルちゃん！！止血は私がする！
試した事はない
完全な賭けだ
でもやるしかない！
「もがれた腕の部分に強固な結界を張って
止血する！！これで追加攻撃を受けても
結界が団長を守ってくれる…！！」
「A！！レオが！！」
レオが壁に飛ばされてしまった
「…！大丈夫。レオは絶対戻ってくる…！！
私は信じてる…！そうでしょうレオ！！」
同時にラデス達がこの場から撤退しようとしていた
ヴァルトスはもう魔法を発動している
「また。間に合わない…！」
アスタくんはラデスに剣を投げ
空間魔法を打ち消し撤退を阻止する
だがヴァルトスはまだ空間魔法を展開している
空間魔法を通してアスタくんを攻撃する気だ
「結界創成魔法 拒魔の大鳥居！！」
「この鳥居の結界内は
敵の魔を侵入を拒む不可侵の領域！！
攻撃は通させない！」
私はアスタくんとノエルちゃん、
団長の周りに結界を創成する。
レオはヴァルトスに爆裂な炎を放ち攻撃を未然に防いだ
「オレが取り乱してどうする…！
どんな時でも冷静に。ですよね…兄上！！」
「レオ…！！」
「すまないA。
長く取り乱してしまった…！」
「レオなら絶対折れないって信じてた！」
私は貴方のそんな所にずっと憧れている。
私達3人はラデスを追い詰めたが
新手が6人も乱入してきた。数が多い
どうする
「こちとら生まれた時から逆境なんだよ…！
何人来ようが、何が起きようが！
全部跳ね除けてやらァ！」
アスタくんは絶対諦めない
私も折れてたまるか！！
「炎魔法 爆乱焔ー！！」
レオの強力な無数の炎が敵を追撃する
「兄上をあのような目に合わせたオマエらを
オレがのさばらせておくわけがないだろう…！！
オレも混ぜんか！我がライバルよ！」
「私も！！
二人を敵の攻撃から守る結界を張る！
私が貴方達に合わせるから
二人は気にせず攻撃して！」
「ああ！助かる！！」
彼らの目の前に結界を張る
攻撃を受ける前に結界を創成
彼らが攻撃するときは解除
緻密で繊細な魔力コントロールを必要とするが
私にはそれが出来る…！！
拒魔の大鳥居に比べ強度は脆くなるが
機動力は抜群…！
「彼らを守り戦う！これが私の魔法だ！」
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作者名：お腹すいた | 作成日時：2023年5月31日 11時
