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王都襲撃編ー1 ページ33

「王族が下民をライバルと認める…だと」

「この少年は魔法帝ユリウス殿が
この場にいることを許したものだ
下民といえど多少は認めてやっても良いのではないか?」

「まさか王族の者からそのような言葉が出るとはな
ヴァーミリオン家もお優しくなったものだ…。
我らが親族の恥晒しめ」

ノゼル団長とフエゴレオン団長の会話によって
会場の空気が一変する

「天空を舞う鷲が地を這う虫けらを
どう認めろというのだ…?」

建物が揺れる程の激しい魔のぶつかり合い

大鷲と獅子王の争いが始まろうとした

その時扉が開く

王都が襲撃されているらしい

索敵能力に優れているシレンさんが魔法を発動し
王貴界全体の立体模型を発現させる

現地の声や魔力まで可視化し再現している

「急襲箇所は5箇所同時。一瞬にして現れた
手練の魔導士と相当腕の立つ空間魔導士がいる?
どうやって侵入した?」

侵入経路が分からない
だが今は民を救いこの騒乱を抑えることを

優先しないと考えろ

最短で最善の道を探せ

「今のメンバーをどう当てるべきか」
「まずは城周辺の守りを」

フエゴレオン団長達が作戦を練ろうとするが
その空気を壊すようにアスタくんが叫ぶ

「いやコレ何待ち!?」
「助けを求めているヤツらがいるのは充分分かった!
オレはもう行く!!」

状況把握が出来ていない上に
魔力の感知ができないというアスタくんが
「音のデカイの方へ行く!」と現場へ向かってしまった
レオも叫びながらアスタくんを追いかけた

「A!早くオマエも共に来い!!」

私はフエゴレオン団長に怒られたくないので無視した
帰ったらレオをみっちり鍛え直すそうだ

そしてフエゴレオン団長は全体に行動指針の号令を出す

「私に指揮されるのは癪だろうが…
聞け!!魔法騎士団員!!」

「王都を守れないとなれば魔法騎士団の恥だ!
絶対に敵を逃すな!!」

各団が5箇所に分かれる

私達は暴牛のノエルちゃんと共に
レオとアスタくんとの合流を目指し
合流した後、北地区に向かう

「どんな敵がいようとも必ず民と王都を守る!」

王都襲撃編ー2→←可愛い後輩枠



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作者名:お腹すいた | 作成日時:2023年5月31日 11時

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