お父様を知る男 ページ18
「ええー!
君、フエゴレオンの所の新しい子だよね?
結界魔法!?
やっぱりホムラの所のご令嬢だったんだねー!」
「やっぱそーかよ、ユリウスの旦那
コイツの魔法を見た時にアンタが前に言ってた
「俺より先に異国から遭難してきた男」
のことを思い出したんだよ」
「お父様がお世話になった人って、まさか魔法帝!?」
「海岸で倒れてるホムラを見かけて助けてね
私が第一発見者だから少しいろいろ細工させてもらって
灰色の幻鹿に入ってもらったんだ」
((それって職権乱用じゃね…?))
「そうだったんですね。
その節はどうも父が大変お世話になりました
魔法帝、ありがとうございます」
「とんでもない!
A君はホムラに似て防御力も高いね
尚且つ攻撃魔法もしっかり覚えているんだ
とても興味深いよ!」
「ありがとうございます…!
この国と、大切な人を守れるくらいに強くなる為、
鍛錬に励みます!」
「言うじゃねえか、犬っころ!」
「わー!ヤミ団長!
頭ぐしゃぐしゃになるのでやめてください!」
A君は、ホムラの結界魔法の高い防御力
母親のベルちゃんの音魔法の拘束力
どちらも引き継いでいるようだね
君たちの子供はどんなふうに強くなるのかな
この国の未来は明るいね、ホムラ
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作者名:お腹すいた | 作成日時:2023年5月31日 11時