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初任務での共闘 ページ16

「ランドール副団長
それとルベンさん、ベンさん
えっとそれから…」

「騎士団員の名前もすぐ覚えるとは流石だなA!」

「うん!皆優しいし活気溢れるいい団だね!
それにレオ、これからもよろしく!一緒に頑張ろう!」

「そうだろう!おう!それでこそ我がライバルだ!」

無事に騎士団員への挨拶を終え
本拠地内の案内や仕事内容の説明を受けた後に
オレたちは談笑していた

オレたちは一年ぶりに再開したが
性格も表情もとても明るくなっている
母親とも和解したと聞いた

魔法も戦法も見事だった

「心身ともに強くなったんだなAよ!」

そういうと照れくさそうに笑った

それになぜだか可愛らしく見えるような…
いやいや!何を考えているんだオレは!
余計なことは考えるな!

「オマエ達、少しいいか?」

「兄上!」「団長!」

兄上が来てくださり助かった…!

「違法に魔道具の密売をしている盗賊団の
根城を突き止めてな
オマエ達の目的は2つ
魔道具の回収と盗賊団を壊滅させ拘束してこい!
出発は明朝とする!初任務だ!励め!」

「「ハイ!!」」

初任務。必ず成果を上げる!

明朝、盗賊団の根城付近

「敵は10人ほどの小規模の盗賊団みたいだな!
ここはオレの螺旋焔で…」

「相手は魔道具で何かしてくる可能性もある
それより先に中の状況を把握をしたい

私に任せて!」

「おう!奇襲ならオレに任せろ!」

「結界創成魔法 式神 犬張子
コマちゃん、小さくなって根城に潜入し
内部の状況を教えて」

「ワン!(了解!)」

「おお、見事だな!その犬喋るのか!」

「可愛いでしょ!意思疎通もできるの!」

すぐにその「コマちゃん」から応答があったらしい

「魔道具は二つ
魔力をブーストさせるものね
さてどうしようかな」

「その犬は魔道具を持ち去ることは可能か?
可能なら犬で魔道具を避難させ、
その隙にオレが一気に叩く!」

「分かった!奇襲は任せた!」
 
「魔道具の避難完了!」

予想通り

魔道具を持ち出した犬を追い盗賊団が出てきた
オレの炎魔法で叩きのめす!


「覚悟しろ! 炎魔法 螺旋焔!!」


オレ達の協力で盗賊団を壊滅させることに成功した

「さてと、拘束も終わったしこいつら連れて戻ろ!」

「おう!やはりA、中々やるな!」

「レオこそ流石の火力!私も負けてられない!」


お互いを認め合ったライバルと共闘するのも
とても良いものだな!

最低最悪の団?の団長→←人生を変えた君との再会



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作者名:お腹すいた | 作成日時:2023年5月31日 11時

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