七つの大罪、最強の8人目

6.バステ監獄 ページ7

ホ「ごめんな花奈ちゃん…俺にもっと力があればよう…」

エ「花奈様…」

ディ「どいて。今すぐ町まで連れていかなきゃ」

貴「大丈夫…少し経てば、治る…お願い、連れて行って」

エ「…ディアンヌ様、お願いします」

ディ「わかった、一緒に行こう。王女様もリュックの中に入っててね」___

メ「で、聞き出した二人の居場所は?」

ディ「話だと、あの右端の建物みたいだよ」

メ「ディアンヌ…花奈とエリザベスは町に?」

ディ「団長たちと一緒に行くって。今はこの中で眠ってるよ」

メ「…ありがとな、花奈」___

メ「花奈、エリザベス傷の具合どうだ?」

エ「私は大丈夫です。それよりも花奈様が…」

貴「メリオダス…ディアンヌ…バン、とセネットさんは…?ホークも怪我して…」

ホ「ビボボボゴボビビッバッビブンボビンバイビボ〜!!」

メ「人のことよりちったぁ自分の心配しろって。バンもセネットも一緒に帰ってきたぜ」

貴「そう…エリザベス、怪我したところ見せて」

エ「?はい…えっ、花奈様?!」

貴「これで少しは大丈夫。メリオダス、私はいいから、セネットについててあげて」

メ「…わかったよ。ディアンヌ、頼むな」

ディ「うん」___

メ「さてと、花奈、エリザベス。改めて紹介する。強欲の罪のバンだ」

バ「ま〜よろしく頼むわ♪そういやディアンヌも久しぶりだな〜」

ディ「ボクはもう百年君と会わなくてもよかったんだケド?」

貴「花奈です。よろしく」

エ「エリザベスです。こんな格好で申し訳ありません」

バ「＜七つの大罪＞はいつでも無礼講だ。五人仲良くしよーぜ?」

ホ「六人だろ!」

バ「?ボケんなよ団ちょ五人だろ〜が♪」

ホ「しっかしとんだイカレ野郎だぜ。仲間とはぐれて暇だから監獄にとっ捕まってたとか仲間が生きてるとわかった途端に脱獄…あげくにぶっ潰しちまうんだ。頭のねじ緩みすぎじゃね?」

バ「誰だ?」

ホ「俺だ!!」

バ「豚が喋ってる〜!!?」

ホ「今更そこでビビるか!?」

バ「嘘だろ〜?!人の言葉を喋る豚とかよ〜!!全くの無意味だろ!!?」

ホ「言っとくが俺はただの豚じゃねぇ!!残飯処理騎士団団長ホークだ!!!」

メ「そしてここに妄想を現実と思い込み始めている豚が1匹…」__

セ「父さん空を…!!」

ダ「これはまるでブリタニアの古い詩の1節の…」

一天を流星が十字に斬り裂く時ブリタニアを至大の脅威が見舞うそれは古より定められし試練にして光の導き手と黒き血脈の聖戦の始まりの兆しとならん___

7.目的地→←5.<不気味な牙>

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