悪の大魔導師と善の大魔導師二人の物語 (ページ3)

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善と悪の再開ページ3

フィ「ここがパナシェドール魔法学園…!」

レ「新入生～バディくじ引き、ここら辺でやってるよ～…面倒くさ…」

先「おー!君1番か～なんか縁起いいなぁ」

マ「さすがマスター、貴方様に相応しい数字ってやつですねぇ」

タ「おい、マスグラ。わかっているとは思うが学園内では」

マ「わかっていますよぉ～にしても『バディ制度』なんてマスターには似合いませんねぇ」

タ「まあその通りだが…ともかく地位はある程度必要だ。この国だと1番の魔法学園だからな。
優秀な手駒もついでに作って、また始めようじゃないか。新たな悪の大魔導師の伝説を」

フィ「今日で私も16歳。やっと強い魔法の勉強ができる…頑張らなきゃ、みんなの為にも…
絶対に強くて優しい善の大魔導師になってみせます…!」

貴「もう二度と繰り返させない。これ以上犠牲者を出したくない…もっと頑張って勉強して、みんなを守れるようになるんだ」

タ・フィ・貴「ん?」

マ「マスター、彼女たちですよ。貴方が生まれ変わってまで探した善の大魔導師…英雄である彼女たちです」

タ「フォリア…フォスフォール…メイビス…ミリアム…」

フィ・貴「…フォリア/メイビス?」___

フィ「貴方は１年生…ですか?」

タ「あぁ、１番の人を探しているんだが…」

フィ「1番!私…あ、僕フィオ!フィオ・ユークレース!1番だったんだ!だから君のバディ!」

貴「え、私も1番。って事は3人ってことか。私はエレナ」

フィ「わぁ、エレナも?嬉しい!」

貴「うん、貴方の名前は?」

タ「ターフェ・スフェライト。気軽にターフェと呼んで欲しい。どうか今後ともよろしく頼むよ」

貴「こちらこそよろ…」バリッ

貴「えっ」

フィ「わっ!?」

タ「あぁすまない。うちの使い魔が悪さをしたようだ」

マ「どうもフィオ様メイビス様!マスグラと申します～☆マスターの秘書です!マスちゃんって呼んでください」___

フィ「ターフェってレマン帝国出身?」

タ「いいや?5年前滅びた『アルカンジュ』の出身だよ」

マ「その後に『アルエラ』に行ったんですが、そちらもすぐにでしたねぇ」

貴「そ、うなんだ…」

フィ「…あ、このあとみんなで街に回りませんか?」

タ「別に構わないよ」

貴「…まぁ、いいかな」

マ「(ふふ。マスター、フィオ様とメイビス様がバディで良かったですね。特にメイビス様は貴方の大事な方ですから)」

タ「煩いぞ)さぁ行こうか」

貴・フィ「うん!」