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桜井「ほんとにこの人たちと見るの…？」
桜井さんが疑うように紫耀君の目を見つめて問う。
紫耀「ほ、ほんとほんと！ねえ！？」
紫耀君が"お願いだから助けてくれ"って顔で
こちらを見る。本人には申し訳ないけど
ちょっとだけ面白い。
廉「お、おー。ほんまやで」
廉君が助け舟を出したので、それに続いて私と彩音も
うなづいた。
桜井「あ、、そう」
紫耀「う、ん。ごめんね、」
桜井さんはさっきのあざとい表情が嘘みたいに
スっと真顔になり、無言で教室を出て行った。
彩音「…めっちゃ睨まれたんだけど、、」
『わ、私も』
廉「女はやっぱ怖いわ」
紫耀「やばい、俺今めっちゃ汗かいてる」
廉「あははっ！」
紫耀君、水族館に行ったときは怖そうな男の人に
あんなに強気で立ち向かってたのに、女の子
前にするとたじたじになっちゃうんだ…。
私のお父さんとは大違いだ。
廉「せかっく誘ってきてくれたんやから
一緒に見ればよかったのに」
紫耀「いやー、桜井さんみたいにグイグイ来る子
苦手だからさ、、」
前にもそんなこと言ってたような気がする。
紫耀「てかごめん、勝手に一緒に花火見る設定に
しちゃった」
彩音「してたね(笑)」
廉「…まあ俺は別にええで？この4人で見ても」
彩音「私も別にいいけど…」
チラッと3人が私の顔を見る。
…いや、やっと水族館乗り越えたと思ったら
次は一緒に花火ですか。
…彩音、ちょっと嬉しそうな顔してる。
そりゃそうだよね、彩音の好きな人である廉君と
花火みれることになるんだから。
ここで私が
"ごめん私男性恐怖症だから一緒に花火はちょっと…"
なんて言ったら、、。
あーもう！！断れないじゃん！！
『…い、いいよ。私もそれで、、』
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りのん(プロフ) - ぷりんさん» 楽しく読んでいただけて嬉しいです！ありがとうございます。申し訳ありませんが、現在リクは受け付けておません。ただ、このお話が完結した後に番外編としてリクを受け付けるのもアリだなと思いました！ありがとうございます、考えてみますね！ (2019年8月12日 8時) (
レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - けーぽさん» そういうお言葉本当に嬉しいです、、！更新は早くなったり遅くなったりですが頑張ります！ (2019年8月12日 8時) (レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - いつも楽しく読んでます！もしリクエストOKなら、女の子の日で苦しんでる主人公のそばにいつも助けてくれる女友達がいなくて紫耀くんたちに助けてもらう話がみたいです！ (2019年8月11日 21時) (レス) id: aa05a2c782 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - こういうお話読んでみたくて。すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年7月31日 20時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - みるくさん» そう言って頂けるとこちらも安心して自分のペースで更新できますありがとうございます！これからも頑張りますので暇なときにでも読んでくださいね！ (2019年5月4日 21時) (レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん | 作成日時：2019年4月28日 10時
