男性が怖いんですっ！【平野紫耀】

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紫耀「ねえ、なんで2人は廉のことは名前呼びなのに
俺のことは名字呼びなの？」

彩音「え？だって廉は幼なじみだし。Aも私の
呼び方につられて廉のこと名前で
呼んでるだけでしょ？」


コクコクとうなずく。


紫耀「じゃあこれからは俺のことも名前で呼んでよ！」

彩音「え？まあ、いいけど」

紫耀「Aちゃんもね！」

『へっ！？』


急に名前で呼んでくるじゃん！！？


紫耀「俺も今日から2人のこと名前で呼ぶ！
彩音ちゃんと、Aちゃんね」

廉「俺も便乗〜。彩音は元々からやけど、
Aちゃんも俺のこと名前で呼んでな！」

『ひえっは、はい…』


みんな切り替え早すぎない！？急に名前で
呼ばれたり名前で呼んでって言われたり…

なんか、急に距離が縮まった気がするな…なんて。



＊＊＊＊＊



彩音「はー、楽しかったね！」

廉「せやな」

紫耀「めっちゃ楽しかった！」


廉君がちょっと面白い顔の魚を見つけては
何度も彩音に似てるって言ってからかったり、
平野く…しょ、紫耀君が水槽の魚に
向かってすっごい真顔で
"この魚達、一体どこからどうやってここまで
来れたんだろう…海と繋がってるの？"
って言ってて面白かったり、彩音と一緒にたくさん
写真を撮ったり…


彩音「Aも、楽しかった？」

『うん…！』


お出かけでこんなに楽しいと思えたのは
ものすごく久しぶりだ。

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