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『かわいい…』
彩音「ね！綺麗じゃない？」
『うん！』
紫耀「おー、ちっちゃい」
『え、』
彩音と水槽を眺めていたら頭上から声がして
まさか、と思い振り向くと…
『っっびゃあ！！！』
紫耀「うわあっ！？なになに！？」
思ったとおり真後ろに平野君がいた。
彩音「平野君！！Aと距離近すぎ！！」
紫耀「あ、そーゆーことか！ごめんごめん、
魚に夢中で全然気づかなかった」
水槽に思いきり背中をつけてゆっくり深呼吸して
うるさい心臓をおさえる。
びっくりした、めっっちゃびっくりしたあ…。
紫耀「ほんとにごめん、内海さん大丈夫？」
『ひぇ、あ、』
とりあえずコクコクと頷いた。
紫耀「そう、良かった！」
彩音「もー、ほんとに気をつけてよ？…てか
私トイレ行きたくなっちゃった」
『あ、私も行く…！』
彩音「ごめん二人とも、ちょっと待ってて！」
紫耀「おっけー！」
廉「はよせーよー」
＊＊＊＊＊
『トイレ結構並んでたから遅くなっちゃったね…』
彩音「ね〜、絶対廉に遅いって文句言われるわ 」
『ど、どうしよう…』
彩音「あはっ大丈夫だって！Aには強く言わないよ」
『そ、そう…？』
とりあえずこれ以上待たせたら申し訳ないから
軽く駆け足で戻ろうとしたその時、
誰かとぶつかってしまった。
『あ、すみませ…ひ！？』
ぶつかってしまった人を見てみると、
髪を染めていて背の高いいかにもチャラそうな
男2人組だった。
「いってぇな、ちゃんと周り見ろっつの」
手前にいた人に思いきり睨まれる。
『ひ、ごめんなさ…』
「は、なんでそんなに怯えてんの？(笑)」
もう1人の男の人が小馬鹿にしたような態度で
私の顔を覗き込んだ。
『ひっ…』
彩音「っ行こ、A」
「ちょっと待てよ」
『痛っ』
彩音が私の腕を引っ張ってこの場から離れようと
してくれたけど、もう片方の腕を掴まれてしまった。
「ぶつかってきたのに逃げるつもり？
ちゃんと土下座して謝れよ」
『っ？！』
土下座…！？
彩音「な、なんで！さっきA謝ってたじゃ
ないですか！！」
「うるっせぇな！！！」
彩音「っ！」
『ひゃっ』
どうしよう…とんでもない人に絡まれちゃったかも…
「早く土下座しろよ、動画に残してやっからよ」
『へ！？、、ひゃあ！』
彩音「A！」
突然男の人に押されて床に倒れてしまった。
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りのん(プロフ) - ぷりんさん» 楽しく読んでいただけて嬉しいです！ありがとうございます。申し訳ありませんが、現在リクは受け付けておません。ただ、このお話が完結した後に番外編としてリクを受け付けるのもアリだなと思いました！ありがとうございます、考えてみますね！ (2019年8月12日 8時) (
レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - けーぽさん» そういうお言葉本当に嬉しいです、、！更新は早くなったり遅くなったりですが頑張ります！ (2019年8月12日 8時) (レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - いつも楽しく読んでます！もしリクエストOKなら、女の子の日で苦しんでる主人公のそばにいつも助けてくれる女友達がいなくて紫耀くんたちに助けてもらう話がみたいです！ (2019年8月11日 21時) (レス) id: aa05a2c782 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - こういうお話読んでみたくて。すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年7月31日 20時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - みるくさん» そう言って頂けるとこちらも安心して自分のペースで更新できますありがとうございます！これからも頑張りますので暇なときにでも読んでくださいね！ (2019年5月4日 21時) (レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん | 作成日時：2019年4月28日 10時
