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私は内海(うつみ) A 16歳、高校1年生。
「お、もしかしてあんたが内海さん？」
突然他のクラスの男子に声をかけられ
ビクゥ！！と思いきり肩を跳ねさせ驚く。
『ふぇっ！？誰ですか！？ごめんなさい！！』
「ははっ噂通り話しかけただけで謝るんやな」
彩音「ちょっと廉！Aが男子怖がるからって
面白半分で話しかけてこないでよ！」
すかさず親友の藤田 彩音(あやね)がその廉という
名前の男子に怒りながら軽く蹴りを入れる。
廉「いってぇ！悪かったって！そんなことより
俺現文の教科書忘れてしもてん、
貸してくれへん？」
彩音「Aのこと怖がらせたから貸してあげませーん」
廉「はぁ！？別に怖がらそうとしたとちゃうわ、
ほんまごめんな？内海さん」
『へっ！？だだだ大丈夫です！ごめんなさい！！』
この人謎に関西弁だし声でかいし怖い！！
彩音「あーもう、教科書貸してあげるから
さっさとクラス戻って！」
廉「まじ？あざーっす！」
廉君は彩音から教科書を受け取ると、
あかんもうチャイムなってまうー！
と言いながら走って戻っていった。
彩音「ったく、騒がしいやつ。A大丈夫？
ごめんね、あいつ私の幼なじみでさ」
『 大丈夫大丈夫！あの人が彩音が言ってた幼なじみ
なんだね、親同士が仲良いんだっけ？』
彩音「そうだよ。だから小中学違ったのに
しょっちゅう親に連れられて
一緒に遊んでたの。…てか、
ほんとに男子いなくなった途端
普通になるよね」
『あはは！』
彩音「あははって…」
普段の私は明るくてよく喋る。だけど、
男子を前にすると挙動不審になりおどおどして
とりあえず謝る、逃げる。
いわゆる男性恐怖症ってやつね。
『ほら、もうすぐチャイム鳴るからうちらも
席座ろ！』
彩音「そーだね」
小走りで自席へ向かい、丁度着席したところで
チャイムが鳴った。セーフ。
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りのん(プロフ) - ぷりんさん» 楽しく読んでいただけて嬉しいです！ありがとうございます。申し訳ありませんが、現在リクは受け付けておません。ただ、このお話が完結した後に番外編としてリクを受け付けるのもアリだなと思いました！ありがとうございます、考えてみますね！ (2019年8月12日 8時) (
レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - けーぽさん» そういうお言葉本当に嬉しいです、、！更新は早くなったり遅くなったりですが頑張ります！ (2019年8月12日 8時) (レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - いつも楽しく読んでます！もしリクエストOKなら、女の子の日で苦しんでる主人公のそばにいつも助けてくれる女友達がいなくて紫耀くんたちに助けてもらう話がみたいです！ (2019年8月11日 21時) (レス) id: aa05a2c782 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - こういうお話読んでみたくて。すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年7月31日 20時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - みるくさん» そう言って頂けるとこちらも安心して自分のペースで更新できますありがとうございます！これからも頑張りますので暇なときにでも読んでくださいね！ (2019年5月4日 21時) (レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん | 作成日時：2019年4月28日 10時
