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『はぁっ…はぁっ』
いつもバイト前に寄っているコンビニの前に着いて
やっと走るのをやめて息を整える。
怖い…怖すぎる…！！
さっきのあの反応的に平野君、私が男性恐怖症って
こと知らなかった感じ…？
私が男子に対してあまりにも挙動不審だから
私が男性恐怖症ってことは結構学校で有名なのに…？
同じクラスなのに…？
えっ怖っ！！恐怖！！！なんで知らないの！？！？
もはや何でもかんでも怖くなってきてしまっている
のでとりあえず深呼吸してコンビニへ入り…って、
今日店員どっちも男じゃん！？他のコンビニ行こ…
今日は散々な日だなぁ…。
＊＊＊＊＊
教室に入り、近くにいた数人の女子達と軽く
おはよーと挨拶をしあってから自分の席へ向かい、教科書類を出す。まだクラスの半分も来ていない
時間帯。彩音はあと5、6分後くらいに来ると思う。
私も彩音もバス通だけど、乗るバスが違うから、
バスの時間的にどうしても
私の方が早く学校に着いちゃうんだよね。
紫耀「ねえねえ、」
『！！？！？！？？！』
突然背後から男子に声をかけられ盛大に驚き
音を立てて机と椅子がズレた。
声をかけてきた張本人である平野君も驚いている。
紫耀「びっくりしたぁ…えっと、大丈夫？」
『は、はははいだだ大丈夫ですすみません』
紫耀「あの、これ500円…昨日内海さんが
落としたやつ。返す前に帰っちゃってたから」
『え、ああ、えと、』
まってまって？？私が男性恐怖症ってこと
もう忘れたの？？昨日あんなにもまともに
喋れてなかった挙句走って逃げた私を目の当たりに
したのになんでまた直接話しかけてくるの？？
怖っっっ！！
そんな脳内大パニックな私を気にもせず
はい、と500円を乗せた手を私の前
に差し出してくる平野君。その行動にすらビビって
後ずさりしてしまう。
紫耀「え、いらないの？」
『いやあの、あ、えと、』
彩音「ちょ、平野君！Aは男性恐怖症なの！
男と話すのが大の苦手なの！むやみに
近づいたらだめだよ！」
『あ、彩音…！』
今来たばっかりであろう彩音が平野君から
500円を受け取り、私に渡してくれた。
紫耀「それ昨日も言われたなぁ…内海さんは
男と話せないって」
だからなんでそれなのに話しかけてくんのよ！！！
彩音「じゃあなんでAに話しかけたの！？」
私が聞きたいことを瞬時に彩音が変わりに
聞いてくれた。
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りのん(プロフ) - ぷりんさん» 楽しく読んでいただけて嬉しいです！ありがとうございます。申し訳ありませんが、現在リクは受け付けておません。ただ、このお話が完結した後に番外編としてリクを受け付けるのもアリだなと思いました！ありがとうございます、考えてみますね！ (2019年8月12日 8時) (
レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - けーぽさん» そういうお言葉本当に嬉しいです、、！更新は早くなったり遅くなったりですが頑張ります！ (2019年8月12日 8時) (レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - いつも楽しく読んでます！もしリクエストOKなら、女の子の日で苦しんでる主人公のそばにいつも助けてくれる女友達がいなくて紫耀くんたちに助けてもらう話がみたいです！ (2019年8月11日 21時) (レス) id: aa05a2c782 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - こういうお話読んでみたくて。すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年7月31日 20時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - みるくさん» そう言って頂けるとこちらも安心して自分のペースで更新できますありがとうございます！これからも頑張りますので暇なときにでも読んでくださいね！ (2019年5月4日 21時) (レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん | 作成日時：2019年4月28日 10時
