【コラソン】好きだ！いや、大好き！いや‥‥愛してる！！ (ページ17)

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愛：>>16 ページ17

コラソンside

コラ「おじゃまするぞ～…」

そろーっとAの部屋に入る

あーあー、髪も服もぐちゃぐちゃ…バッグも床に置いてるし
全く…なんて女王様気分だ

コラ「よいしょっと…」

俺はAのバッグを片付け、ベッドに腰掛けた
すやすや寝ているAの頭を優しく撫でる
随分と幸せそうに寝てるもんだなあ

そう思いながら俺はAの横に寝転がった

正直、俺はデカいからベッドが狭くなるけどAは大丈夫かな
まあ、この方がくっつけるからいいよな

Aは横向きで寝てるから俺と向かい合わせになる

Aの寝顔が真正面にあった

コラ「……あぁヤベェ…ほんと可愛いな」

普段は暴言や暴力を奮うAだが、自分がこの人に愛されているのはよくよく理解してる

初めて、この人と一緒に生きたい、って思えた人なんだよ、こいつは

コラ「ったく…のんきに寝やがってよぉ」

Aの頬をつんつんとつつく

その瞬間

コラ「ぅおっ！っ……とぉ…？」

Aが、俺に抱きついてきた

ヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェ！！

まって、俺いま絶対顔ヤベェ！顔の筋肉めっちゃ緩んでるよ絶対！！！！

その証拠にほら！自分でもわかるくらいニヤニヤしてるよ俺ええええ！！！

これは…破壊力MAXだな。うん

コラ「お、おいA……俺だ、コラソンだ」

A「ふぃ………ねーぇ…」

おお？なんだこいつ夢でも俺に会ってんのかぁ～？まったくしょうがないやつだなぁ♡

コラ「どうした………A」

A「ロー………んん…」

……………ええええええええええええええ！？

ちょ、この子今目の前に彼氏がいるっていうのにほかの男の名前呼びましたけどおおおお？

こ、これは見過ごせねぇぞ

いくら俺でもさすがに怒るぞ

コラ「おいA」

A「んぁ？………ぎゃああああ！！ロシナンテ！？なんでっ…！」

コラ「しっ、静かにしろ」

A「ぇ………え…え…？」

俺は寝転がってるAに馬乗りした

ベッドのスプリングがぎしりと嫌な音を立てた

コラ「お前なぁ…ふつー目の前に彼氏がいんのにほかの男の名前呼ぶかあ？」

A「え、え、私がいつほかの男の名前を呼んだと？」

コラ「うん、とりあえず黙っとけ」

A「んっ！」

じたばた暴れるAの両手を片手で一掴みにした俺はAの唇を奪った