【コラソン】好きだ！いや、大好き！いや‥‥愛してる！！

愛：>>13 ページ14

コラソンside

コラ「お、このチーズケーキうめぇ！」


俺が今食べているのはチーズケーキ
大して甘くもなく、かといって苦味があるわけではない

男が食べるには丁度いい甘さだと思う


コラ「いやぁ〜ここにきて正解だな！」


そう言ってチーズケーキをパクパク食べていると


A「‥‥‥‥‥‥」


Aがじいっとこちらを見ているではないか

‥‥いや、正確に言うとこちらではなく、俺のチーズケーキに視線が向かっていた


コラ「‥‥‥‥A？」


A「っえ！？な、なんだよ」


俺はAが思っているであろう事を聞いてみる


コラ「食べたいのか？」


A「‥‥‥‥」


Aはこれでもかってくらいの図星顔をした
頬はほんのり赤く染まっている


コラ「一口やるよ」


A「ほんとっ？」


Aの目に輝きが見えた
うん。可愛いよ


俺はフォークにチーズケーキを一口分刺した

そしてAの口元に近付ける


コラ「はいA、あーんしろ」


A「え」


え？

カレカノって普通こうしないか？
しないのか？いやするよな。。


コラ「いや、「え」じゃなくて、ほら、あーーん」


そう言って俺はぐいとフォークを近付ける

Aは固まったままだ

つい気になったので横目でローをちらりと見た



うん。案の定ローは鬼の形相でこちらを見ている
ローの口にはフォークがあってローはそれをガジガジ噛んでいる
おっそろしいな！おい！！！！


いやだかしかし、それくらいで動じる俺ではない！


コラ「A、早くしろ」


A「っ‥‥あ‥‥」


Aは遠慮気味に口を開けた

「あーん」っては言ってくれねぇのか。ちぇ

まあいいや、後でいっぱい言わせてやろ
これでもかってくらいな


Aの口内にチーズケーキを乗せたフォークが入る
口を開けるAはかなり色っぽい

口を開ける行動一つ一つに見惚れてしまいそうだ


俺は気持ちを抑えながらAの口からフォークを取り出した


コラ「うまいか？」


A「‥‥ん‥‥うますぎて禿げそう」


コラ「おいおい禿げるな禿げるな」


だんだんとAの顔はにやけていく
そんなにおいしいのか、おいしいよな、うん。

にしても‥‥機嫌が直って本当によかった
喧嘩したままデートするなんて嫌だからな

いや‥‥ローがいる時点でデートというよりお出かけなのだろうけど


‥‥‥ん‥‥？ロー‥‥なにして‥‥


コラ「ちょちょちょちょちょ！！ロー！何やってんだ！」

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