【コラソン】好きだ！いや、大好き！いや‥‥愛してる！！

愛：>>10 ページ11

そろそろ離してくんねぇと‥‥


A「なあロシナンテそろそろ離してくれよ」


コラ「嫌か？」


A「え」


ロシナンテが私の肩に手を置き、私をまっすぐ見つめる



コラ「俺とこうするの嫌なのか？」


A「ちっ、ちげぇよ‥‥私はただ‥‥」


コラ「‥‥？‥‥‥‥ぅおっ！！」


私は勢いよくロシナンテの胸に飛び込んだ

これから言う言葉はきっと、「人生で恥ずかしい事言っちゃいましたランキング」のベスト5に入るだろう。うん。笑うしかないよな。

でも、言わなきゃ後悔するだろうから。



A「そ、そんな抱きついてたら‥‥もっと‥‥って、おもうからさ‥‥」


コラ「！！！」


ロシナンテが今どんな顔してるかわかんねぇこど、いまは顔なんて見なくていいわ。恥ずかし死にするわ。


コラ「A〜！！愛してるぞぉ〜！！」


A「うわっ、ちょっ、やめろコラソン！！」


コラ「ロシナンテ。だろ？A」


体制を変え、首を傾げて顔を覗き込んでくるコラ‥‥ロシナンテ

くっそ‥‥こういうところ無自覚なんだろうな‥‥可愛いっつうか‥‥なんつうか


‥‥‥‥好きだ。



コラ「A‥‥‥‥」


A「ん？」


‥‥‥‥ぁ？この空気はもしや‥‥


コラ「目、閉じろ」


あーあーあー。お決まりのアレですねぇはいはい。

いつもなら「あぁ！？ふざけんなよクソコラソン！」ってなるとこなんだろーけど

今日くらいはいいよな


A「ん」


私は素直に目を閉じた


コラ「おー！目閉じてくれんの珍しいな！！」


A「うっせぇよクソが！！早くしろよ！」


コラ「はいはい。まったく我が儘なお姫様だ」


A「うわっ、きめぇまじドン引き」


コラ「いや、ドン引きせんといて」


そういったロシナンテは私の後頭部と腰に手を置く


A「‥‥っん‥‥‥‥」


少しくすぐってぇ‥‥


コラ「あ、あのなぁA。そういう声出さないでくれねーか？」


A「え？あ、あぁわりぃ‥‥？」


え。私そんなクソみたいにムードに合わねぇ声出してたか？やべぇな、気をつけよ



コラ「いや、ん、出してもいいんだけど‥‥うん、それは俺の前だけで‥‥」


なんかボソボソ言ってるけど知らん

つかいつまで目閉じてなきゃいけねーの？


A「ロシーまだか？」


コラ「ろ、ロシー！？」


A「え。なんでだよ、ダメなのか？」


コラ「いやっ、いいですいいです！！ご馳走さまです！」


きめえ。早くやればいいのに

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