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「できれば血は流したくねェんで
やめてもらうことはできやせんか、
あんたが狙ってる“世界転覆計画”と
“消えた魔女”……」
「え、なにそれ？そんなことするつもりないし
魔女って誰？私が誘拐したって言いたいの？
私はみんなに幸せになって欲しいだけだって！」
ウタと藤虎の会話は全く噛み合わない。
「どうやら話の通じる相手じゃあ、ないようですね」
「あなたたちこそね」
ウタは微笑みすうっと、息を吸う
ウタが歌おうとする気配を察し、モモンガは
「おっとぉ！」と即座に反応をしイヤーマフを取り出す
ウタに対抗する為に作られた、
ヘッドフォン型の遮音機能付き耳栓だ
これを装着していればウタの歌声は届かない
モモンガは勝ち誇ってウタと対峙した
「歌声さえ塞げば、貴様は無力だ」
「お前さんを捕らえさせて頂きやす」
藤虎が冷静に前へ踏みでるが
ウタは勝ち誇った様に余裕な表情
「残念、もう遅いの」
ザッ！
客席から二つの人影が飛び降り、
1人は「六式」の“剃”で
もう1人はククリ刀の一刀で
傍にいた海兵達をなぎ倒した
コビーとヘルメッポであった
「コビー大佐？こいつァどういう了見だい？」
声をかけるが返答はなく眠ったまま、
身体だけウタに操られていた
「みんなー！悪い人達がいるよ！
新時代の為にみんなでやっつけよう！」
眠っている観客は一斉に起き上がり始める
観客達は眠ったまま身体だけ操られ、
海兵達を襲い始めた。
束になって飛び掛り、腕を伸ばしイヤーマフを
奪い取ろうとする
「傷つけちゃいけねェ！」
市民に対し銃を向ける海兵達に藤虎は
一喝した
「操られているのは罪なき、一般市民だ！」
海兵達は反撃出来ないままイヤーマフを取られた
ウタはすっと腕を伸ばし歌い始めた
歌声を聞いた海兵は次々と眠りに落ちた
もう1人の彼女を恐れている理由それは……
「操られた魔女が能力を使った時
確実に世界は終わる」
「世界政府がどう思ってるかは分からんがァ
そうなれば生け捕りはできん
我々も確実にー……」
「我々は負けんッ！！
絶対に止めるんじゃ……正義にかけてッ！」
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雨飾(プロフ) - お答えできませんが引き続きよろしくお願いします♡ (2022年9月16日 6時) (
レス) id: b1eafc7b6f (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めてまして、この小説は、トラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？お願いします🙏続き頑張ってください。応援しています。 (2022年9月14日 11時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨飾 | 作成日時：2022年9月5日 23時
