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「
お前さんら訓練はしてあるのか？
いや…Aはミンク族ではないだろう？」
「大丈夫、ぺドロに鍛えてもらった
ぺドロならここで言ったはず…
俺に任せろって」
「キャロット達が行くなら俺も…」
「私に任せてチョニキ、Aちゃん」
『…私は船を降りない
ビック・マム海賊団の船を沈める
ジンベエさんなら聞いた事あるかな』
「聞いた事があるも何も異名の由来じゃろ
相当な体力を使うはずじゃ
できるのか、今のお前さんに」
『気絶しないとは言いきれないだけど
私はルナルナの実の能力者
“月”を操る事ができる特殊なロギア系
キャロット、時間が少しかかるから先にお願いね』
ー「もう行けるよ！」ー
私が何のために鍛錬をして、
何のためにこの船に乗ったのか…
まだ恩返し出来てないじゃない
大丈夫…船を沈めるただそれだけで
みんなを助けれる
会える希望は目先にある
『
キャロットは全身真っ白目は真っ赤に変わっていた
素早く容姿の通り兎のように走り
稲妻を纏い攻撃を仕掛けている
｢ミンク族は満月の夜陰りない月を見つめると
記憶の奥底の更なる野生が呼び起こされるという
その白く凶暴な姿を人は
月の獅子 スーロンと呼ぶ
本来の姿は我を失い、
無差別に危害を与える迷惑なものなんじゃ
人にとっても自分にとってもな
ミンク族はあれを制御できなければ
一晩で戦い疲れ死んでしまう｣
『…それまるで私じゃ、、』
「お前さんは例外で満月関係なく
月の光を浴びれば治癒や能力が培う
一晩で戦い疲れるのは同じ様じゃが
明らか上をいっておる
それが悪魔の実の能力なんじゃろう」
｢諸刃の剣…
命を削る戦術という訳ですね｣
コクッと静かにジンベエさんは頷く
ヒューーーッ…
『来る
もし、私が倒れたらよろしくね』
｢よろしくってなんだよーっ！！｣
『いひひっ！
行け、
3
2
1
.
辺り一面に小さな隕石が振りかざされる
敵はこれくらい…と舐め腐っていたが
定期的に小さな隕石が振り落ち
空を見上げると比にならない位の大きな隕石が
敵船目掛け堕ちてこようとしていた
逃げようとしても何故か動かない
大きな隕石が堕ちると同時にAは
微笑みながらバタリと意識を堕とした。
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作者名：雨飾 | 作成日時：2022年8月26日 23時
