東の海の魔女は船の上で、3【ONEPIECE】 (ページ19)

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『普通の人間はそれで死ぬかも知れないけど
とってもビック・マムがそれで死ぬとは思えない』

「なんだとこのガキｯ！！

ギャーーーイタタタッ！」

「ああそうだ、この弾は元気な
ビック・マムに当てても強靭な皮膚には
刺さりゃあしねえ

ビック・マムに効く武器なんて
この世にゃそうそうねえのさ」

「確かに私の剣もあの方に
跳ね返されてしまいました」

「じゃあそんなの用意しても意味ないじゃない」

『いや…肉体的がダメなら精神的に
ダメージをやる…そうじゃない？』

「魔女はとことん頭が切れるな
このKXランチャーが本領発揮する条件は2つ

5秒間誰もこっちに手出しできねえ状況にあること
そしてママの体が衰弱していること」

「なんだその都合のいい条件は！」

ｶﾁｬｯ「「ひぃいい！」」

『サンジさん、落ち着いて
実現可能だから言っているんでしょう

条件が揃う場所こそ茶会
だから私達を呼んだ』

「ああ、俺達がママの傘下に入って
一年以上たちゅが…

ママは怪我をしねえ…街を壊す時も
銃弾や砲弾を食らっても船を沈める時も
あの強靭な肉体にはかすり傷1つつかねえ、、
まさに鉄の風船とはよく言ったなぁ

だが、1度だけかすり傷を負ったのを
見たんでちゅよ」

「マザー・カルメルの写真事件レロね」

「その通りだ

茶会ではママの正面の席にはいつも
ある写真が置かれる、誰も座ることは無い

ママにとって何より大事な宝物の様だ
そうそれがマザー・カルメルの写真だ

ママの唯一の弱点と言える」