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航海254日目 ページ4

side urata


とんでもない威圧感と共に部屋に入って来たしま子は今までとは違う雰囲気だった

キレやすく真っ向から向かって行くのは変わらないのに今までとは何かが違う
せん子と皇太子って奴の事でセンラにキレてるようだが、先程声を発したうら子までも殺意を向けられた

制御が出来てねぇのか?

浦「止めろ、そんな事してる暇ねぇだろ」
し「黙れ。私にとって最も大事な方々をそこらのくだらない貴族と一緒にするな」

流石しま子の殺気は重い
体が有り得ない程重力を感じた気がする

船「はっ!大層な忠誠やなぁw流石は皇太子妃の護衛メイドやわ」

煽りやがった…
話が進まねぇだろうが

し「それが私の存在意義なの。当然でしょ」

方言が外れてる
制御出来てねぇな、マジで

船「それなのに護られて置いてかれたんか」
し「ッ…元を辿ればセンラお前のせいだろ!」
船「自分が弱くて負けたんを人のせいにすんなや。はぁーこれだから貴族は」
し「お前もその端くれでしょ」

センラも貴族なのかよ
という事は2人とも貴族だよな?
それなのに貴族を嫌ってんの?

…まぁ、それはいいか

坂「2人ともストップ!」
し船「は?」
坂「うっ…」

ガチの殺気を飛ばしやがる…
俺が何とかするか

う「そうね、坂田の言う通りよ。しま子、センラ言い争ってる場合じゃない」

俺が行くまでも無かったか
流石うら子

し船「…」

2人とも分かってるみたいだな
うら子も1度睨まれた位じゃへこたれねぇしとりあえず大丈夫そうだ

さ「せん子とその人の関係は今はええやろ?今はどうやって助け出すか。それだけやん」
し「…そう、だね」
船「すまんかった…」

落ち着いたみたいだな

とりあえずここで話してある程度纏めたら船長達に報告でもするか

浦「しま子、今どんな状況か分かるか?」
し「航路的にある程度分かる。お嬢様を救出する為にアクアリオンへ向かってるでしょ」
浦「正解だ。それで、お前の知る最短ルートと入国する時の警戒する事を聞きたい」
し「分かった。ルートを示した地図描くよ。それと、船長さんの所行くんでしょ?直接伝える」

確かに直接伝えてくれた方が有難いし何より正確に情報が伝えられるな
冷静になれば頭回るのに何やってんだか…

浦「そうだな、頼んだ」
し「任せて」

…そういえば
まーしぃがさっきから一言も喋って無い

浦「まーしぃ、何か異論あるか?」
島「いや…特には」

特には、な?
しょうがない後で聞くか












To Be Continued

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- めっちゃ面白かったです!続きめってます!! (8月7日 12時) (レス) @page9 id: e3f861800e (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - 更新ありがとうございます!とても面白いです!体調にはお気をつけて今後もお過ごしください。 (2023年3月18日 21時) (レス) @page5 id: beb9593a66 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 続編?!!ありがとうございます!めちゃくちゃ面白いです!ありがとうございます! (2022年10月28日 23時) (レス) id: b94c5b8daa (このIDを非表示/違反報告)
ゆうちゃん(プロフ) - 続きが気になる! (2022年10月28日 19時) (レス) id: 56a32a3393 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アシアト | 作成日時:2022年10月12日 22時

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