金髪美女の海賊さん

航海32日目 ページ35

side you



船「♪〜♪〜」

『誰かおるんかな』

特に用も無く船内をフラフラしていたら調理場から歌声が聞こえてきた
気になって声の方に行ってみるとセンラが何か作りながら歌っていた

優しくて暖かい綺麗な声やな…
低い声が余計落ち着く

入っていこうとも思ったが邪魔になりたく無いし
もうちょっと聴いていたかったので気配を消して扉に凭れて聴いた

船「♪〜♪〜」
『(鼻歌のレベルじゃないなこれ)』



しばらく聴いていると
なんかこっちに声が近づいてきてるんやけど？

ｶﾞﾁｬ
『わっ？！』
船「おっと、大丈夫？せん子ちゃん」

扉に凭れてたから転がった

『大丈夫やよ』
船「さっきから何しとったん？こんな所で」

バレてたんや

『バレとったんや気配消しとったのによく気づいたね
ここに居ったんは歌声が聞こえて何となく来たんよ』
船「多分来た時に誰か来たなぁ思ったんよ
途中でほとんど分からんくなったけど」
『そうなんや、ところで何作っとたん？』

甘い美味しそうな匂いがする

船「あぁ、ケーキ焼いとったんよ
そや！せん子ちゃん一緒に食べん？2人でお茶しよ！」

センラと2人か
いつもは他の人も居ったし2人でって無かったなぁ

『ええよ！センラの作ったやつ食べたいし』

紅茶とか他を2人でパパっと準備して
ケーキを食べる
センラの作ったケーキは本格的で食べるのが勿体ないくらい可愛いチョコケーキだ

『やばっ！可愛い！』
船「ふふ、自信作なんよ！」

船「『いただきます！』」

ﾊﾟｸｯ

めっちゃ美味しい！チョコクリームがいい感じに甘い
中にビターチョコも入っていてバランスがとれてる

『めっちゃ美味しいです！』
船「やろ！上出来やわ〜」
『この紅茶にも合う様に作ったん？』
船「そうやんよ！流石やね、せん子ちゃん」
『すぐ分かったで！』(´꒳｀*)どや

その後も色んな話(主にうら子ちゃん達の話やで！)をした
今まで2人で喋る事があまり無かったけど案外楽しいわ

『そーいや、センラ歌上手いんやな！』
船「ほんま？てか、聴かれとったん恥ずいんやけど」
『ええやん♪』
船「せん子ちゃんのも聴きたいわ〜」
『そのうちな〜』

そんな会話をして

『もうそろそろ終ろっかまた、誘ってな！』
船「ふふ、そやね！」

センラとまたお茶したいわ〜
次は私が作ろっかな




To Be Continued

✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃
駄作者
なんだこりゃ？まぁいいか

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