金髪美女の海賊さん

航海11日目 ページ13

side sakata



船に乗せてもらうだけや無くて
まさか食べ物まで作ってくれるとは思わんかった！

にしてもせん子ちゃんの作ったサンドイッチうま！！
紅茶も合っとるしかなり優雅な夜食やな

し「志麻さん？なんで私の脚見とるん？」
島「え？えーっと…気のせいやない？」
し「そーかな？」
島「せやで！」

まーしー…
しま子ちゃんなんかごめんな

船「この紅茶美味しいですね〜」
『わかりますか？｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡.
前行った島で売っとったんですよ！』
船「そうなんや、紅茶って種類によって合う料理ちゃうけど
この紅茶サンドイッチによく合うな！」
『ですよね！(*´꒳`*)♡ﾝﾌﾌ
わかってくれる人おって嬉しいわ！』

せん子ちゃんテンション上がっとるなぁ
センラもなんか楽しそうやし

坂「サンドイッチうっま！」
さ「やろ！せん子はほんとに料理上手いんやで！
あとな、頭もええんよ！よく教えて貰っとるんやで！」
坂「それやったらセンラも負けてへんで！
料理上手いし！頭もええで！！あとくっそ強いで！」
さ「せん子やって強いで！」

…俺はさか子ちゃんと何を張り合ってるんやろ？
まぁ楽しいけど

浦「夜食までご馳走になってなんかありがとな」
う「いえいえ、気にしないでいいのよ！
それよりこっちで合ってる？」
浦「あー合ってる」
う「良かった」

2人ともちっさいな←
口には出せんけど

さか子ちゃんと会話しながら周りの様子を見ると
みんな意外にも話せとるみたいで安心した

さか子ちゃんも思ったみたいで

さ「なんや、皆普通に話せとるやん
せん子なんて嫌がっとったのが嘘みたいや！良かったぁ」
坂「なぁせん子ちゃんって人見知りなん？」
さ「ちゃうで、警戒心が人より強いだけ」
島「へぇー、じゃああんな風に出会ったばっかの奴と
楽しく話しとるのは珍しいんや？」
し「せやねーでも楽しそうで良かったわ」

いきなり会話に入ってきた
まーしーの質問にしま子ちゃんが返した

でもそうなんや珍しい事なんやな
やっぱり似てるとこがあると親近感湧くんかな？



その後もさか子ちゃんが色々教えてくれた
この子らが4人で航海してること
さか子ちゃんとうら子ちゃんが幼馴染みなこと
しま子ちゃんとせん子ちゃんはもっと前から旅をしてたこと
話してみて意気投合したから
うら子ちゃんの夢だった人を助ける海賊になったこと

色々聞いとったら
着いたらしい

う「船が見えてきたわよ！」
浦「あーあれだ！そのまま横停めてくれ！」

楽しかったなぁ

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