２６話 ページ27
キルア「俺さ、殺人鬼なんだ。」
静かな船内に、キルアの悲しい声が響いた。
キルア「俺の家、暗殺一家なんだ。ゾルディック家って知ってるか？俺、そこの暗殺者なんだぜ。」
ヨリア『キルア、常談っぽく言ってるけど、悲しそう。』
キルア「…嫌だよな。こんな殺人鬼が仲良くしちゃ。だから、」
そうキルアが言いかけた時だった、
ヨリア「キルアは殺人鬼なんかじゃないよ！」
ヨリアがそう叫んだ。
キルア「…っ！！何でだよ！俺はたくさん人を殺したんだぜ？」
ヨリア「…それでも、キルアはキルアだよ！」
そう言い、ヨリアはキルアを優しく抱き締めた。
キルア「なっ、んで…。」
ヨリア「なんでって、あたしたち、友達でしょ？」
キルア「…そうかよ。…………ありがとう(ﾎﾞｿｯ)」
小さな声で言ったキルアの声は、ちゃんとヨリアの耳に届いていた。
ヨリア「よしよし。」
ヨリアは、キルアの背中を優しく擦った。
そんな時間が何十分か過ぎていった。
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襠千萌(まちめ） - 僕この小説好きです！ (2020年11月7日 12時) (
レス) id: 5c798bbe11 (このIDを非表示/違反報告)
*オレオ*(プロフ) - 赤眼鏡猫さん>>申し訳ありませんでした！新アニメを参考にしているため、寿司の審査のシーンをカットさせていただきました。ご指摘、ありがとうごさいます！合間を見て、そのシーンを番外編にしようかと検討しています。 (2019年12月14日 17時) (レス) id: 14419bfddc (このIDを非表示/違反報告)
赤眼鏡猫 - 豚の丸焼きの後に寿司を握る審査があって、寿司がなにか分からなくて、そこで合格者無しってことになって、それに怒った受験者が喧嘩売って、そこにネテロ会長が出てくるんじゃないんですか？ (2019年8月31日 10時) (レス) id: 7b6f9874b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*オレオ* | 作成日時：2019年7月30日 22時
