チートさんはホラーゲームの世界へ行きます【バイオハザード】 (ページ25)

今日:4 hit、昨日:39 hit、合計:59,094 hit

研究所からの脱出ページ25

ﾋﾟｯ
ｳｨｨｨｨｨﾝｯ

夜未「シェリー···？」

シェリー「···クレア···お兄さん···
良かった···」

アネット「抗ウイルス剤が効いたみたいよ···
すぐって訳じゃないけど···
でも、Gウイルスは消えてるわ
あとは···ゆっくり休ませれば回復するわ」

夜未「そうか···
良かったな、シェリー」

俺はシェリーの頭を優しく撫でる

ｽｯ···
ﾊﾟｼｭﾝｯ!!

アネット「あぁ···っ!!」ﾄﾞｻｯ

夜未「!!
アネット!!」

今、誰が撃ったんだ!?

いや、そんな事より!!

夜未「アネット!!
しっかりしろ!!」

アネット「はぁ···はぁ···！
あの女の···仲間···」

あの女？

···エイダが···

シェリー「お兄さん、ママは？」

傷が深い···
約束したのに···死なせないって···!!

『なぁ、神様···』

『何？』

『アンタの力で···アネットを助けれねぇか？』

『···出来るけど···
彼女らの前でやるのは難しいよ』

『応急手当をしてるように見せて傷を治す
頼む···！』

『···優し過ぎるよ···君は···
分かった···君の好きにしな』

『ありがとう···』

夜未「大丈夫だ
シェリー···ママを助けてやるからな」

俺は近くにある医療道具を使い
傷を治す

手当をしてる道具に神様が力を少しずつ注いで回復の速度を上げる

アネットは治してる途中で意識を失ったみたいだが感覚で分かる

助かると···

ｷﾞｭｯ···！

夜未「···よし、これで大丈夫だろう
応急手当だが問題ないと思う」

シェリー「ママはもう大丈夫なの？」

夜未「あぁ、あとは安全な場所で回復を見れば問題ない」

ﾋﾞｰｯﾋﾞｰｯ!!

『警告、自爆ヲ開始シマス
職員ハ直チニ脱出シテ下サイ』

施設の自爆が作動したか

俺はアネットを姫抱きする

夜未「急いでここを出よう
ここに来る途中に列車があったろ？
あれで出よう」

クレア「大丈夫？」

夜未「平気だ
あともう少しだ
急ごう」