海賊時代を渡る少女【ONE PIECE】 (ページ3)

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…そう。私の人生は１７年で幕を閉じた。

はず。

『ここァ…どこだ？？』

じゃあ、今私がいるこの白い空間は何だ。

『…なんだ、ぽっくり逝ったのか。』

なーんだ。三途の川かァ、納得納得。

「御名答、佐野鳥A。」

後ろから急に声がした。

振り向くとそこには

『…なんだ、お前。』

白いボール。

「白いボールとは失礼な。」

は？

本当になんだ、お前。

「ん？私かい？

私は…神様？みたいなやつさ。」

『ふざけたこと言ってっと蹴ンぞ。』

「発想が野蛮。」

まじで何なんですかお前。

「だから！！神様だぁって言ってるじゃないか！！」

『つか他人の心除いてんじゃねぇ気色悪いわ！！！！！！』

蹴るじゃ足りないな…

殴るか。

「ちょッ！？ねぇ！？まとうかAくん！！私を蹴ったって何もいいことない！！」

『殴るんだよ。蹴りゃしねぇ。』

「やめて！！ね？ね？君立派な乙女でしょう！？！？」

『残念ながら甘酸っぱ〜い青春なんて送っていないものでね。』

「ｲﾔｱｱｱｱｱｱアアアアアアアアアア！？！？！？」

『お前がいる目的言え！！目的ィ！！』

「私君を別世界に送るために来たの！！」

ピタッと私の動きが止まる。

『今なんて言った？』

「もういいや！めんどくさいことがわかった。君を異世界に転送します！」

『は？？？？？』

「君は物理攻撃が基本的に効かない身体になります！！わかった！？転送しちゃうよ！？」

『ちょっ待て！！！！！』