海賊時代を渡る少女【ONE PIECE】 (ページ2)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:322 hit

１ページ2

私ァ現役高校生A。

もとャﾝｷｰのしがない高校生だ。

青い春なんて甘酸っぱいものねぇわ。

今何してるかって？バイトだよバイト。

ちなみにファミレスの接客業。

まぁ……親父がクズでな。

家にある金は親父の酒と競馬、あと最近はパチンコに消えていく。

頭はちと悪いかもしれないが、身体だけは無駄に強い。

いやァ、まかないでるしイイぞォ……この店。

……誰に向かって話しかけてんだ。私。

『えぇー、２名様でお待ちの○○様ァ。お席にご案内いたします。』

今はちょうどランチラッシュ時。

さァて、今日のまかないのために張り切って仕事仕事ォ♡

と、思うと店長から呼び出し。

……こないだ皿割っちゃったことバレたかな？

ちょっと冷や汗。

店長「Aさん！ごめん、今野菜切れちゃって…そこのスーパーでいいから買ってきてくれないかな。」

『あ、ハァイ。』

何だ、ぜんぜん違うじゃん。

店長「Aさん、足速いでしょ？パパっと行ってきてくれると助かる。」

『わかりましたァ。』

ダッシュで店を出て、向かいにあるスーパーに向かう。

その時だった。

私は、向こうからくる居眠り運転のトラックに跳ね飛ばされた。

『……ぇ』

私の人生は、１７年でその幕を下ろした。