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…でも…そんなイデアが私は大好きなんだ。
必死になって心配してくれて駆けつけてくれる所。
楽しくゲームとか漫画を教えてくれる所も、私の知らない知識を教えてくれる姿も、今だって私の為に涙を流してくれる。
そんなイデアは私はたまらなく愛しくて好き。
だから泣かないで…私、生きてるよ。
「イデア」
「なに…？」
「私はイデアの為に生きるから」
そう呟いてぎゅうと抱きしめると「うん…うん…」とイデアが胸に顔を埋めてくるのが可愛くて仕方なかった。
愛しいと思う気持ちは同じだよ。
けど、私はイデアに何を返せてるのかな…。
ふと指輪を見ては形の残せるもの…送りたい…私もイデアの為に…。
イデア…好き。
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「朝…あー…課題」
「んぅ…A…」
「よしよし、まだ寝てていいよ」
「一緒に寝る…もう何処にも行ったらダメ…閉じ込める…僕が居れば良いでしょ？他の奴なんてモブでありただのNPCだよ…ただ毎日同じ会話するだけのRPG特有の動作だよ…あんな奴らと話しても好感度なんか上がらない…話したりするだけ無駄なんですよ…あんなのオマケに過ぎないんだよ…」
「おーおー、すごい寝ぼけてらっしゃる」
「だいたいメインヒロインのAをこんな風にするとか魚類は魚類と仲良くしてればいいんですよ…僕のAは人間だ…人を学び直してから入学するべきだったのに…ほんと…ムカつく…」
「しー…イデア言い過ぎ」
だめだよ、と言うと顔が上がり「アイツらの肩持つの？」と目線を泳がせるイデア。
そういう訳じゃないよ、と答えるもじゃあなんだって言うんですかね、バグですかと辛辣だ。
完璧今回の事はイデアの中で危険から抹消リストに入るであろう。
死後の世界でどうなるのやら…あ、でも人じゃないからまた世界が違うのかな…だとしても仕事の世界の次期当主予定のイデアとなると…。
陰湿な手口で追い詰めそうで私はちょっと…。
「A」
「何？」
「ずっと僕の傍に居て、僕と居れない時は寮の中にいて…イグニハイドネットワークは強いから…目の届く範囲じゃないと僕も流石に対応できない…それじゃ遅すぎる…僕はずっと後悔する…」
「イデア…」
「Aの正体が広まらないように口止めはしたい…」
「広がらないでしょ…？」
「そんなの分からない…」
「私は誰の姪？」
「…」
起き上がろうとするイデアに問いかけるとピタリとイデアは停止する。
そしてもそもそと布団に戻るのだった。
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+ちっく(プロフ) - ((＾ω＾≡＾ω＜ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｱ！！ご報告ありがとうございます！！これからもバンバン書きます←歪んでる (2021年3月31日 15時) (
レス) id: 0cbf2f128f (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 最初のところ、イデア シュラウドですよ、 とてもいい話ですので頑張ってください(^^)応援してます (2021年3月31日 12時) (レス) id: 89d20ac765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：+ちっく | 作成日時：2021年1月26日 18時
