30-ついに来ましたね？ ページ30
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式典服を預かりAは見てみてー！と早速クロウリー、そして両親、メイドや執事の前にお披露目する。
「似合いますねえ！」と笑うクロウリーに「まぁ、素敵」と母がAの頭を撫でた。
今年で18になったAはより一層大人の女性へと磨きがかかっていた。
「お前似だな」と隣から聞こえた声にクロウリーははて？と首を傾げる。
どこがでしょう？と答えると「愛嬌の降り方が」と笑われた。
「負けず嫌いなのは私ではありませんよ」と兄弟笑い合うと「どっちもどっちですよお義兄様」と母が口元を隠して笑う。
そんな光景を見てAは「明日楽しみー！」とはしゃぐ。
「転校生？としましょうか、どうしましょうか」とクロウリーにAはうーん、と考えた後に「飛び級した天才転校生！」と笑う。
かわっ…ぐっと胸を抑えるクロウリーに「兄さん」と父が笑ってはAは明日が楽しみで仕方なかった。
「胸はキツイだろうけれど…何かを巻きます？」
「魔法で体ごと男にするのもありますがやや負担がかかるかもしれませんね…」
「そうなると体格も変わってくるだろう！筋肉をつけるべきだ！！」
「脳筋」
大人の会話に参加せずAは式典服を鏡の前でまじまじと見る。
イデアも着た同じ服、どんな感じなんだろ…。
イデアと隣に並べる…けれどイグニハイド寮に入らないといけない…。
その為に沢山勉強をした、沢山知識もつけた、魔法も頑張った。
後は明日、闇の鏡にどこの寮に入れるか…その結果を私はどんな結果だろうと受け止めるだけ。
気が重い…後悔はしない。
同じ学園なだけ私はそれだけでいいから。
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Aイデア!見て!服届いたよ!
イデアGj!!!尊い!!永久保存!!
A明日、どんな結果になろうとも応援してくれる?
イデア拙者にはAしか居ない、Aも僕だけ?
Aイデアだけだよ
ふふ、と画面を見詰めていると新しくメッセージが届きガタリ！と立ち上がる。
時計を見れば23時、しかし内容は「今から行く」の文字。
え！と慌てていると窓がコンコンと鳴った。
慌てて近寄ればホウキ片手のイデア。
その格好は今Aが送った画像と同じ服でAは思わず固まってしまう。
「あ…入れて…」
「あ！鍵開ける！」
「こんな時間に…そのごめん…」
「ううん…なんかこちらこそ…思わず見とれちゃって…」
「もう好き」
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+ちっく(プロフ) - ((＾ω＾≡＾ω＜ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｱ！！ご報告ありがとうございます！！これからもバンバン書きます←歪んでる (2021年3月31日 15時) (
レス) id: 0cbf2f128f (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 最初のところ、イデア シュラウドですよ、 とてもいい話ですので頑張ってください(^^)応援してます (2021年3月31日 12時) (レス) id: 89d20ac765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：+ちっく | 作成日時：2021年1月26日 18時
