隠し事５個目 ページ7
鬼灯said
どうやら場所が変わったようだ
雰囲気や匂い、風の感覚が一気に変わったからすぐに分かった
ボクは目が見えない代わりに、様々な感覚が敏感になったようだ
人の感情、周りの空気、些細な物音。全てが分かる
ｽﾀｽﾀｽﾀ
奥から何か...小さな子供が走ってくる様な音が聴こえる。その足音の後ろからは打刀位の刀剣の足音も聴こえた
「おじいちゃんたち！おかえりなさい！」
「雛！走っては危ないだろう！」
「歌仙や。雛をあまり怒るな。そして、雛。ただいま帰ったぞ」
【雛】と呼ばれる小さな子供と【歌仙】と呼ばれる打刀
【雛】と呼ばれる子供がボクの目の前まで近付いてきた感覚がある
子供はボクの目の前まで来ると、ボクの服を引っ張ってきた。
子供から感じた感情は...“しゃがんで欲しい”というもの
ボクはしゃがんでみる
「わぁ。とうけんのお姉ちゃんだ！わたしは雛っていいます！5歳のさにわです！」
5歳と言う子供。声としては少女で幼すぎる
子供までがこんな戦いに参加しているのか
「驚いたよね？この小さい少女が僕達の主だなんて。あ、僕は歌仙兼定。ここの初期刀だ」
少女の近くにいる刀剣は自己紹介をしてくれた
初期刀って事はこの少女と長く一緒にいるのか
「うちの主は２代目だ。前代の主のお孫さんにあたる雛様だからな」
「はせべ！じこしょうかいしましたか？してなければしなさい！」
「しゅ、主命ですね！分かりました！！俺はへし切長谷部。長谷部と呼ぶように」
へし切長谷部...
確か...信長様が黒田に下げ渡した刀剣の名前がそんな感じだったな
「おじいちゃんたちも！じこしょうかいは？」
「あ。忘れていた！俺は鶴丸国永だ！よろしくな」
「俺は膝丸だ。こっちのフワフワしているのが」
「髭切だよ。弟の...えーと膝丸と同じ源氏の重宝なんだよ？よろしくね」
「俺は三日月宗近。まあ、じじいさ。よろしく頼む」
ボクを抱えたのは鶴丸様。フワフワした口調の刀が髭切様。兄者と呼んでいたのは弟の膝丸様。お爺さんの様な口調が三日月様
覚える名前が多いが、頑張りますか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 287人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ANZU* - このお話の続き楽しみにしています！とても面白かったです！ (2023年4月3日 22時) (
レス) @page24 id: b0c24f3d4e (このIDを非表示/違反報告)
露っ子 - 名無しさん» ビンボーダンスw更新出来る精神状態になったら必ずします！もう暫くお待ちください！あと、返信遅くなってしまい申し訳ございません( ﾉ;_ _)ﾉ (2020年6月24日 8時) (レス) id: b611b0dcce (このIDを非表示/違反報告)
名無し - このお話が大好きなので更新していただけるととても嬉しいです。嬉し過ぎてビンボーダンスします。笑 頑張ってください (2020年5月14日 15時) (レス) id: 4f46b3749b (このIDを非表示/違反報告)
ソルト - このお話が私は大好きです。これからも更新していただけると嬉しいです！応援しています (2020年1月9日 17時) (レス) id: e6a1751c33 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - はじめまして！続きがすっごく気になります！更新頑張ってください！ (2019年12月29日 21時) (レス) id: 3af68dba77 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：露っ子 | 作成日時：2019年7月2日 0時
