第二十六話 任務終了 ページ32
*
敵の本拠地に到着した際胃に穴が開きそうになり乍らも
文句一つ言わず、ここまで進んできた私を
心の中で褒め散らかした後、本拠地を見据えた
これ武装探偵社戦力になるのだろうか…
『これより南門より攻撃開始します、応答願います』
無線に対して相手部隊にそう言うと耳障りなノイズ音を
たてた後応答が来た
「“了解、此方も北門より攻撃開始します”」
手順はこう国木田さんの異能で爆弾を出し起動
その後出て来た的にスタングレネードを投げ込み
敵を無力化した後谷崎くんの細雪で姿を隠し躑躅森さん
の支援で強化し、私と鏡花ちゃんで迎え打つ、
というものだ、作戦は私の合図によって開始される
『国木田さん』
「華奏、靴擦れ等はしていないな?」
「はい」
『国木田さん』
「華奏は抜けているとこがあるのだから…」
『国木田さん!』
「あ、嗚呼、すまない」
マジで任務に支障が出るから帰れや!!
特別手当要求すっぞ
「す、すみません私のせいで」
『そういうの後でにしてください』
確かにアンタのせいだが反省は後でもできるから!!
その後多少の遅れはあったものの順調に作戦は進む
「異能力【神々達からの祝福を】!」
「異能力【夜叉白雪】」
『異能力【こわれ指環】』
戦闘系異能と支援系異能を発動し、突撃する
私は体に電気を纏ってスピードを出す
これには敵を殺 すことが目的ではない、抵抗すれば
殺 したりしなければならないが私が先に駆け抜け
傷を負わせる、その上で鏡花ちゃんの攻撃で
敵を完全無力化するのだ
暫くして、敵も順調に捕縛していたのだが、
敵が1人逃げてしまった、しかも幻をかけていた
谷崎くんの腕が刺された
「っ!…許せない!!」
『否、行かなくても大丈夫です』
そう言って私は飛び出しかけた躑躅森さんの
首の根っこを掴み後ろに放った。っ!じゃないのよ
アンタ戦闘員じゃないでしょうが、いくら運動神経抜群
だからといって先刻とは違う、体力の問題じゃないし
相手は人を簡単に殺 せる、許せないという感情で
飛び出しで怪我されたらこっちとしても迷惑極まりない
『私が行きますので、貴女方はその方の止血を』
私はそう言い敵にある程度近づいたところで敵に雷を
落とした。本来なら電圧に耐えられずショック死するが
それも調整により、死 なない程度の雷を落とした
『無力化完了しました』
私は無線にそう告げ、無事任務は終わった
*
388人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぃみゅ(プロフ) - レベさん» 素敵なイラストありがとうございます!!とても嬉しいです!しかもピースにウインクがとても可愛いです!隣に清水大尉と書いてあるのも素敵です本当にありがとうございます (11月16日 22時) (レス) id: 8fcc80a240 (このIDを非表示/違反報告)
ルヤン - こういう系統の作品初めて見ました!とっても面白かったです!頭良くて顔も可愛くてスタイル抜群で胸もデカい、その上異能も強くて料理上手なのに自分がモテる自覚が無い夢主(仮)は私も普通にイタいと思います。夢小説あるあるはヒロインに辛い過去があるという点です (10月12日 0時) (レス) @page43 id: ad9ddd5846 (このIDを非表示/違反報告)
柚 - ふわぁぁぁ〜‼︎主人公のイラストがかわいいっっ‼︎ (9月3日 15時) (レス) @page49 id: b29d77ae47 (このIDを非表示/違反報告)
密ひっちゃん(プロフ) - グッッ清水さんがかわちい… (9月2日 22時) (レス) @page49 id: e5b5f4c765 (このIDを非表示/違反報告)
レベ - https://object-storage.tyo1.conoha.io/v1/nc_dce4fe5fed964471a82788e7bb8f2386/drawtalk/illusts/21480/190966.png←清水ちゃんのイメ画です!これからも頑張ってください! (9月2日 9時) (レス) id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みぃみゅ | 作成日時:2023年8月7日 0時