おっとり系男装少女は皆から愛されている【ワンピース】《番外編童話》 (ページ2)

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白雪姫ページ2

昔々、ある所に世界で自分が美しいという王子が居ました

ｷｬﾍﾞﾝﾃﾞｨｯｼｭ「鏡よ鏡よ鏡さん？
世界で美しいのは誰だい？」

『それは···キャベンディッシュ様、貴方様で御座います』

ｷｬﾍﾞﾝﾃﾞｨｯｼｭ「フッ、やはり僕は美しいんだな」

しかし、そんな日々は長くは続きません

ｷｬﾍﾞﾝﾃﾞｨｯｼｭ「鏡よ鏡よ鏡さん？
世界で美しいのは誰だい？」

『キャベンディッシュ様は美しいが悠雨の方がとても美しい』

ｷｬﾍﾞﾝﾃﾞｨｯｼｭ「こ、こんな奴に···！
でも···確かに美しい···が！
僕が一番美しいんだ!!
悠雨を···僕の嫁にすれば僕が一番美しくなるんだ!!」

と騒ぎ

その話を聞いていた兵隊のペドロは悠雨を連れて森へと逃げました

ペドロ「ここまで来れば大丈夫だろ···
悠雨、ユガラは城には戻ってはならない
森の奥へ逃げるんだ！」

悠雨「どうしてですか？」

ペドロ「···キャベンディッシュ王子がユガラの命を狙ってるからだ」

悠雨「キャベンディッシュさんが!?」

ペドロ「だから、ユガラは城には戻ってはならない！
森の奥へ逃げるんだ！
早く!!」

悠雨「ペドロさんは？
ペドロさんはどうする気なんですか？」

ペドロ「俺は戻ってユガラの身代わりを用意してその後にここにまた来る
それまで森の奥へ隠れてるんだ！」

悠雨「···分かりました···
必ず···来て下さい」

悠雨はそう言うと森の奥へと進んでいきました

そして、ペドロは人形を使って悠雨の代わりにして城に置きに戻りました