真相を知って ページ11
NOサイド
椿の語った話を聞いた翔、一期、薬研は沈黙した
何故椿が兄弟に触れられたり、喋る事が出来なくなったのか
椿の本丸で何があったかを知ったからだ
あの本丸の審神者は、本当にくずの様な奴だった
椿『僕は...きっと誰にも許されない...僕さえ居なかったら...』
涙を流しながら椿は自分を責め続ける
そんな彼女を
薬研と一期が抱き締めた
薬研「そんな事ない。そんな事を言わないでくれ」
一期「椿がそんな罪を一人で抱えないでいいんだよ」
椿『でも!僕が!僕が、あのとき油断しなかったら!大将に立ち向かえてたら!』
薬研「そんな顔するな。椿は悪くない。そうだろう?」
一期「あの状況で椿を庇った骨喰はきっと、椿を恨んでいないよ」
二人は椿を落ち着かせるように背中をポンポンと優しく叩く
椿はそれでうとうとしていたので、翔は寝るように言った
椿は落ち着いたのか、すっかり寝てしまった
翔「やっぱり、椿は一人で大きな罪を抱えていたんだな」
一期「同じ私が妹にそのような事を言ったとは...とても恥ずかしいですな」
一期は自分の拳に力を込める。その拳からは血が流れている
薬研「いち兄...そんなに自分を責めるな。その傷を見たら椿は余計に気にする」
翔「そうだぞ一期。椿や弟達に心配をかけたくないだろう?」
そう言うと、翔は一期を手入れする
翔「さーて。椿を今は休ませる為にも、俺達は出ていくぞ」
一期「そうですな」
薬研「ああ。分かった」
そう言うと、3人は部屋を出ていった
この時誰かがここに残っていたら
椿は居なくなったりしなかっただろう
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まゆみ - 面白かったです!前回のほうもいつかしたら見にいきます!(いつかしたらよ) (2019年4月13日 17時) (レス) id: d4ac2eaa92 (このIDを非表示/違反報告)
時雨鳴音(プロフ) - 三味線さん» ありがとうございます。治ってきていますのでしっかり更新しますね! (2019年3月5日 16時) (レス) id: b611b0dcce (このIDを非表示/違反報告)
三味線(プロフ) - 風邪大丈夫ですか?更新頑張ってください。 (2019年3月5日 14時) (レス) id: 2156177a50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨鳴音 | 作成日時:2019年1月15日 23時