悪魔の王様 (ページ41)

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もしかしたら私の見間違えなのかもしれない、

A明日、学校に持ってきてくれる?もしかしたら私のじゃない可能性もあると思うから。

北斗わかった。じゃあ明日の朝、生徒会の集まりあるし、生徒会室でもいい?

Aうん。全然大丈夫だよ!ちょっと早めに行くね。じゃあ、おやすみなさい

北斗うん、ありがとう。おやすみ

もしも、私のじゃなかったら、そのキーホルダーは誰のなの？

モヤモヤが残りながらも目を閉じ、自然と眠るのを待った。

次の日、急いで生徒会室に行く。

するとそこには…

「やめろって、離れろよ」

？「えぇっ、いいじゃん！北斗と久しぶりに会えたんだもの！」

呼び捨てだし、しかも久しぶり……？？

扉越しに聞こえる会話に私は佇んでしまった。

北斗「生徒会のやつらが来るからまじで離れろ、誤解されたくねぇんだよ」

樹「あれ？Aちゃんどしたの？」

と後ろからの声に振り向くと樹くんが眠そうにこちらにやってきた。

『いや、その、ねえ…？？』

" ガチャ "

樹「『は？ / ……っ、』」

扉が開いて、中から出てきたのはスタイルのいい、綺麗な女子生徒だった。