悪魔の王様 (ページ19)

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#19 ページ19

北斗「どんな事言ってたんだよ」

『え、それ言わないといけないんですか、』

北斗「副会長命令」

『そういう時だけ肩書き使いますよね

愛してるゲームだから愛してるって言いました』

北斗「他にも言ってただろ」

『 …そんなに知りたいなら、私とゲームしてください

北斗さんが勝てばジェシーくんに言った事と同じ事言ってあげますよ？』

北斗「嫌だよ気持ち悪ぃ」

『自分から気になって聞いてきたくせに。』

怒りのあまりそっぽを向くと、

優吾「あーあ。A拗ねたら結構面倒だぞ〜」

とこーちせんせが忠告した。

「そんなに怒んなよ」

『本当は思ってないくせに』

「悪かった、ごめんな。

そんなつもりで言った訳じゃねぇから」

" こっち向けって " と同時に私の頬を掴み、彼に顔を向けさせられる。

『 …やめてくだしゃい、いひゃいです』

「そっちがこっち向かねえからだろ」

『北斗さん感情が大変でしゅね』

「ふっ。変な顔」

と言い、彼は私の頬を離した。

『 …いったぁ、ほんっとに北斗さんって顔はかっこいいのに性格悪いですよね』

" 全校生徒に教えてあげたい "

と言うと、彼も反抗してきた。

「それでも顔が良いから皆寄ってくるんだよな〜、
いやぁ〜、困った困った。」

『ムカつく。私、北斗さんみたいな人絶対好きになんない』

威勢よく言ったが、逆に笑われた。

「先に堕ちて告白した方の負け。中田、ゲームだな」

『楽しそうなゲーム、乗った。』

優吾「あーあ。負けず嫌いなAが出てきたよ。」

慎太郎「でもこのゲーム、面白そうっす」

ジェシー「 Aちゃん頑張れ〜〜〜！」

『なんの応援かわかんないけど、ジェシーくんありがとうね』

大我「面白くなるね樹」

樹「 Aちゃんにそんな事言われてぇ」

謎に始まった彼との恋愛(ゲーム)。