泥水で顔洗って出直してこい。

cp完成。 ページ5

.




｢くっにみちゃーん!!｣




教室のドアを開けて入ってきたのは
モテモテの及川先輩(笑)だった

勝手に人の教室に入ってきて俺の傍までやってくる
イケメンだからってなんでもしていいっておもってんのかなこの人



残念ながら男子には効きませんよ



｢わざわざ何の用ですか帰ってください｣



｢最近の国見ちゃんって大分辛辣だよね｣




うるせぇはよ帰れ
女子共がうるさいんだよ


隣で寝ているアホ面の奴をチラリと見る



こいつ睡眠妨害されるとキレるからな…
怖い怖い




｢えーとね、合宿の事なんだけど……｣


｢それより場所移しませんか？二人きりになれるとこ｣




こんな女子共の輪の中で話したくもないし
それにここで話してたら
黄色い声で葉月が起きてしまう


それだけは避けなければ……




｢え、なになに二人きりって……まさか国見ちゃん、俺の事好きなの!?｣



｢まったく違います｣



｢なるほどね……最近辛辣だったのは愛のムチってことか……｣



淡々と喋り出すこの人に殺気を覚えるが
一応先輩なので押し殺す




｢俺そっち系じゃないけど、国見ちゃんとなら
イ けるよ!!｣


｢何の話ですか｣




とりあえず行きますよ


そう言って及川さんの制服を引っ張って教室から出る




｢良かった……葉月起きてない………｣



｢葉月って？｣



｢いえ、こっちの話です｣







その頃のA氏




｢(国及………いや、国見は猫だな及国……)｣


起きてた






.

運命www→←猫に埋れてﾀﾋね(ハーレム)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す