勝己くんを守らせてください！！！（ヒロアカ） (ページ9)

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やれば出来る！ページ9

体育祭があるらしい。

私は体育祭はTVにも映るからと言う理由で見学、サポートを頼まれました！

『サポートって具体的に何をしたら…？』

相「皆のケアがメインだな。体育祭は一大イベントで皆張り切る。だから怪我が多くなるんだよ。」

リ「そうさね。あんたの母親は私とこの学校で一緒に生徒の治癒をしてきたんだよ。」

リカバリーガール先生は机の引き出しから私のお母さんの写真を出してそう言った。

『お、お母さん…でも私治癒とかそんな個性は無くて…』

リ「あんたの母親もあんたほど大きくはないけど羽が生えててね。その色が薄いピンク。あんたにも少し生えてるだろ」

私は自分の羽を見る。

白い羽にグラデーションのように下に行くにつれて薄いピンクになっている。

リ「そのピンクの羽でリカバリーしてたんだよ。だからあんたにも出来るんじゃないかってね。」

相「体育祭までの残り数日そのリカバリーの個性を使いこなせるように特訓するぞ。」

『皆を守れるなら、精一杯頑張ります！』

保健室を出て教室に向かう。

『え…教室に入れない…』

1-Aの教室の前には違うクラスの人達が沢山集まっていた。

『すいません、通して欲しいんですけど…』

私の声は全く聞こえてないみたい…

どうしたものか荷物を取らないと帰れない…

ええい！聞こえないなら無理やり行っちゃえ！

ドン

『あ…』

集まっている人をかき分けて行こうとするも呆気なく押し返されてしまう。

『もう1回…うわっ！』

諦めず突っ込むと押し返されて今度は体制を崩してしまう。

あ、転ぶ…！

『…へ？』

爆「上に上がりゃ関係ねぇ」

爆豪さんが…助けてくれた…？

爆豪さんは私が転ぶ前に私の手を掴み自分の方に引っ張って助けてくれた。

切「おぉ！白羽！爆豪お前転びそうな白羽助けるなんて男らしいな！！」

爆「ﾁｯ危ねーんだよ！！きぃーつけろ！！」

『あ、は、はい！ありがとうございます！』

距離が近かった…顔がすぐそこにあった…

はっ！ぼーっとしてる場合じゃない！早く帰ろう。(Aは雄英高校が管理している家に安全に暮らしています。)

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切「？爆豪なんか耳赤くね？」

爆「っうっるせー！今日暑いんだよクソが！！」