勝己くんを守らせてください！！！（ヒロアカ） (ページ48)

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悩みは消えない物ページ48

あの日、勝己くんが私に守られてろと言われた事が頭から離れない。

私は今まで守る事が仕事でそれが当たり前だった。

『守られる…？』

1人暗い部屋で呟く。

守られるってどうしたらいいんだ？

～次の日～

相「期末テストまで残り1週間をきったけどお前ら大丈夫だろうな？」

期末テスト。

芦・上「全く勉強してなーい！」

中間テスト19位20位の2人が元気よく言う。

上「体育祭やら職場体験やらで全く勉強してねー泣」

砂「中間は入学したてで範囲も狭かったし特に苦労は無かったんだけどな、期末は…」

峰「演習試験があるのが辛いとこだよな！」

芦・上「中間9位！？」

芦「あんたは同族だと思ってたのにー！」

皆が中間の順位で盛り上がっている。

ど、どうしよう…私…

緑「芦戸さん上鳴くん！頑張ろうよ！全員で林間合宿行きたいもん！」

飯「俺もクラス委員長として皆の奮起を期待している！」

轟「普通に授業してれば赤点なんて取らねーだろ。」

ガタッ

芦「え？Aどーしたの？」

『わ、私はトイレ！！』

ガシッ

私がその場から逃げようとすると誰かに腕を掴まれてる。

『あの、はなしてください電気くん…』

上「んふふ、Aちゃん中間何位よ！」

ニヤニヤと言うこの人は悪魔だろうか。

『……ぃ』

全員「え？」

『に、21位です！！！』

全員「えぇ！！！」

芦「さ、最下位！？」

上「俺より下！？まじ！？」

『だって、勉強なんてやってこなかったから泣』

芦「あー！上鳴Aのこと泣かしたー！」

八「Aさん！私筆記なら力になりますわ！」

『ももちゃん…ほんと？』

ももちゃんは神様なのかもしれない。

なんやかんやで週末ももちゃんの家でお勉強会を開かれることになった！

爆「おい！！」

『え？』

ももちゃんのﾌﾟﾘﾌﾟﾘに癒されていると勝己くんが声をかけてきた。

爆「俺が教えたるわ！！」

『え？でも、ももちゃんに教えて貰う約束してるから…』

切「A！こいつ教えるの上手いぞ！」

鋭児郎くんがお願いしますと言わんばかりに両手を合わせながらそう言う。

この前から鋭児郎くんは私の事を下の名前で呼ぶようになった、最近勝己くん絡みで一緒にいることが増えてきたため必然的に鋭児郎くんとも仲良くなっていた。

『鋭児郎くんも勝己くんに教えて貰うの？』

切「ああ！Aも一緒に行こうぜ！お願いだ！」